いかに早く効率的にやるか、というよりも、まず楽しむということ
2010年 11月 14日
一緒にやろう!と言われたので、そばに座って、息子がやっているのを見ていた。よーく観察していると、
パーシーのお顔はどこかな~とか
トビーの体がないよ~とか言っている。
パズルの形やピースの色や絵にとらわれることなく、どの機関車がどこにあるのかに注目して、楽しみながらはめこんでいく。
いかに早くパズルを完成させるか、ということにだけ囚われてしまうと、まずは角のピースや端のピースを組んでから、中を埋めていこうとか、そんなことを考えるのだけれど、そういった思考パターンとは全く異なっている。
なぜか。
それは、ジグソーパズルを単なるやっつけ仕事と思うのではなく、絵を合わせたりすること自体を楽しんでいるということなのだと思う。
仕事を考えてみると、いかに早く効率的にやるか、ということばかりに頭がいってしまう。こなさなければならない量が多かったり時間の制約が厳しいと特にそうなってしまう。
しかし、まずは楽しむものだ、と考えるとどうだろう。
気分は楽になるし、意欲も湧く。どんな仕事にも、なぜだかそれなりに楽しさというものはある。勉強ならなおさらだ。分かればどんどん面白くなる。
久しぶりに息子とゆっくり(といっても小一時間程度か...)遊んだけれど、なんだかとてもいろいろなことを教えてもらったような気がする。