2004年にアメリカで株式公開した会社の中で一番面白いと感じたのは...

2005年になって仕事も始まり、クリスマス休暇中にオフィスに届いていた郵便物の処理に終われる中、ビジネスプランをみたり、起業家の方とお会いしたりと、予定が目白押しで、仕事のほうは、いきなりトップスピードで走り出したような感覚がある。ただ、出勤時、久しぶりに8時ごろのHW101を運転した時は、少し感覚が鈍っていて、スピード感が狂っていたような気がする。ノロノロと走りすぎて、周りの車にはちょっと迷惑だったかもしれないが、安全第一ということで...

さて、2004年にアメリカで株式公開した会社を見ていたら、PlanetOutという面白い会社を見つけた。同性愛者のための商品やサービスを提供する会社である。日本でこのような会社が株式公開できるのかどうかわからないし、そもそも、株式公開して資金調達しようと思うくらい成長している会社があるのかも知らないが、こんなのを見るにつけても、アメリカというのは奥が深いなあと感じる。

ちなみに、この企業、MayfieldというVC(ベンチャーキャピタル)のポートフォリオ・カンパニー(投資先)のようである。San Franciscoに拠点を置いており、従業員は122人、2003年の売上は$19.1M(約20億円)、昨年からの伸びは36.4%、現在まだ赤字($0.8M)といったところだが、以下のような同性愛者向けのコミュニティーサービスや旅行情報サイト、ショッピングサイトなどを運営している。

  Gay.com
  OutandAbout.com
  Kleptomaniac.com
  OUT & ABOUT

とにかく、ビジネスになりそうなものは、ビジネスにする。どこかの有力者とつながりがあるからとか、既得権益を主張し続ける輩とつるむとか、そんな日本の昔ながらの企業の発展の仕方とは異なり、このような、市場に受け容れられるものは成長するという事例は、資本主義の原則に則れば、健全であるのかもしれない。仕事始め早々、トップスピードで走り出したように、ブログのエントリーも濃い~話題になってしまったが(^^; 今年も1年、がんばろう!
Tracked from ニュースコミュニティ -.. at 2005-01-06 15:58
タイトル : 2004年にアメリカで株式公開した会社の中で一番面白いと..
2005年になって仕事も始まり、クリスマス休暇中にオフィスに届いていた郵便物の処理に終われる中、ビジネスプランをみたり、起業家の方とお会いしたりと、予定が目白押しで、仕事のほうは、いきなりトップスピードで走り出したような感覚がある。ただ、出勤時、久しぶ...... more
by yoshinoriueda | 2005-01-03 16:45 | シリコンバレーで感じる! | Trackback(1) | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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