「指導者の心得るべきこと」(江口克彦)
2012年 06月 28日
面白いことが書いてあるなぁと思ったのは、次のような一節。
机上の知恵は、いわば「氷」。実際に使うなら一度融かして「水」にしなければならない。氷のままでは、ご飯は炊けないなかなか面白い。汗をかく中から本物の知恵が生まれてくるという。
また、
指導者は「役割」を与えられているだけ...「君は船、臣は水に候。船と言へども、水なく候へば動かじ」とか、
「一国は一人(いちにん)を以て興り、一人を以て亡ぶ」(蘇洵(そじゅん))といった言葉もなかなか深いと感じた。