記事:「NEC、米電池ベンチャーA123システムズ買収に名乗り」
2012年 11月 29日
NECは先月経営破綻した米電池ベンチャー、A123システムズの一部事業を買収する方向で検討に入った。12月上旬に米国で実施される競売に入札する。送電用の大型蓄電池事業などを取り込み、スマートグリッド(次世代送電網)関連事業を強化する狙い。とのこと。NECって、まだ頑張ってたんだね〜^^;
A123は先月、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請。今月上旬、裁判所が競売方式で事業を売却する計画を承認していた。米メディアによると独シーメンス、米自動車部品大手のジョンソンコントロールズなどを含め20社以上が関心を示している。NECの入札額などは未定。
A123は電気自動車(EV)など自動車向けの電池のほか、送電用の大型蓄電池なども手がけている。環境ビジネスの活性化を狙うオバマ政権から多額の補助金を受けていたが、競争激化などを背景に業績が悪化していた。NECはEV向け事業も手がけるが、今回は主に大型蓄電池に関心を示しているもようだ。