インターネットはどこまで速ければいいのか?
2005年 05月 07日
どこまでのことがどれくらいできるのかが分からなければ、何も確信を持って言えない、つまり、何をいつまでにできるかということが自分でもわからないということになり、精神論で「ガンバリます」というのはいいとして、結果的に、信用してもらえるような成果は出せないということになってしまう可能性が大きくなると思う。
さて、それはともかく、「スループットを決定する最終要素は人間の情報処理能力であって、一人あたり10Mbps(MPEG2のビットレート相当)以上のストリームは今のところほとんど意味をなしません。」とあった点については、当面そう言えるのかもしれない。昨年、HDTVを非圧縮で伝送するところを見たが、ホログラムのデータは、HDTVの約13000倍らしいので、もしも、ホログラムのような大容量データを交換できるなら、もっともっと速い速度での通信が可能になっていてもいいような気がする。
参考:ドコモの目指すリアリティ通信[PDFファイル]
たしかにおっしゃるとおり、どこまで行けるのかをgut feelingでつかめることは大切なセンスですよね。
マルチギガビットのストリームってPCI-Xのスループット上限、そしてCPUやコプロ(GPUなど)の上限にも接近しますから、ボトルネックがあちこちに移動するのだろうなと思っています。え、13000倍?ほんと??
そうか、回折属性ってexponential orderなのか。。。デバイス工学的にというよりも計算論的に近似が必須ですね。
お礼に、もし未読でしたら、「感性の起源」(都甲 潔 著)をオススメします。とくに非時空感性=化学感性(味覚、嗅覚)についてのヒントが豊富でしたので。。。