「お友達」では新たな付加価値は創り出せないし難局も打開できない(『君に友だちはいらない』瀧本哲史)

「お友達」では新たな付加価値は創り出せないし難局も打開できない(『君に友だちはいらない』瀧本哲史)_a0004752_21325212.png『君たちに友だちはいらない』(瀧本哲史)では、必要なのは「友だち」ではなく「戦友」だと説いている。

確かに仲の良い友だち関係からは、新たな付加価値は創りだせないし、難局を打開することも難しい。しかし「戦友」とチーム力を発揮すれば、新たな付加価値を創り出したり、難局を打開したりすることができるだろう。

では、戦友になるためにはどうすればいいか。一緒にプロジェクトに取り組む中で、互いに自分が正しいと思うことをぶつけあって、議論を重ねていくしかない。あるいは、全く異次元の共通の体験をするといったことも考えられるだろう。

互いの意見をぶつけ合うことは「軋轢」になるかもしれないが、目的はプロジェクトの成功であり、そのためには軋轢があろうが、自分の思う通りにならないことがあろうが関係ない。もちろん、目的にまっすぐ取り組むこと、互いを尊重すること、そういった基本はおさえておくべきところだが。

そんなスタンスで取り組むと、時として「生意気だ」とか「気に入らない」とか「不遜だ」とか「思い上がっている」とか「傲慢だ」と思う人もいるかもしれない。それでも、そこを越えていくことでしか、いいものは生まれてこない。

そういうスタンスを受け入れてくれた人たち、いっしょに戦ってきた人たち、苦労を重ねた人たちとは、「戦友」になれる。相手はどう思っているか知らないけれど、個人的には、いつもそんな気持ちでいる。柔道部の仲間、中高の同級生、スキーの仲間、シリコンバレーで知り合った人たち、仕事の中で一緒にプロジェクトをこなしてきた人たち、一緒に研究活動してきた人たち、などなど、ありがたいことに、いろいろなところで「戦友」を得ることができたと思っている。

戦友のみなさ〜ん!いつもありがとうございますm(__)m これからもお世話になります(^0^)/
by yoshinoriueda | 2014-01-12 22:57 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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