ビッグデータを使ったディープラーニングにより「想定外」という言葉はなくなるか?!

ビッグデータは人工知能に任せた![2] ディープラーニングの衝撃 (4/6) 」という記事の「“超”ビッグデータなら「教師なし学習」」というところで、以下のような記載があった。
ビッグデータを使ったディープラーニングにより「想定外」という言葉はなくなるか?!_a0004752_985241.jpg

東京大学の松尾准教授は、「データの量が大きくなればなるほど、教師なし学習の方が有利になる可能性がある」と指摘する。

 教師あり学習の弱点は、人間が教師データを作った範囲内の知識しか学習できないということだ。人間が知らない「未知の知識」をデータから引き出すことはできない。教師あり学習の場合、状況が変わると人間が教師データを作り直して再び学習させる必要がある、という問題点もある。

 教師なし学習には、このような弱点はない。人間にとって未知の知識をデータから引き出せる可能性がある。状況が変化しても、データを再度学習するだけで良いので、教師あり学習よりも状況の変化に素早く対応できる。
これはもしかしたら、ディープラーニングにより、人間が想定できない事態をも想定することができる可能性があるということかもしれない。そうなると、危機管理の観点から見れば、「想定外」という話が通用しなくなる(なくなる)ということになるかもしれない。

そんな未来がいずれくるのだろうか。

 
by yoshinoriueda | 2015-02-17 08:05 | エネルギー・環境 | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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