「エジソンのような人物には注意すべき」(幼い頃に読んだ1冊の本が、グーグル創業者の人生を変えた)
2015年 03月 01日
ラリー・ペイジは12歳のときに、一冊の本を読んで泣いてしまったそうです。その本はニコラ・テスラの伝記で、テスラは1885年、彼の上司だったエジソンに直流発電機を改善することができると宣言し、それを聞いたエジソンは「本当なら5万ドルを払う」と約束します。しかし、テスラが実際に改善したものを見せると、その約束は「冗談だった」として反古にされてしまいます。とのこと。テスラモーターズのイーロン・マスクもこのテスラに影響を受けていると思うが、こういう話がひとつにきっかけになっているというのは面白いですなぁ~
憤慨したテスラは会社を辞めて起業しますが、投資家の支持を得られず、思うような成果を残すことはできませんでした。この天才発明家の悲しき生涯から、ラリー・ペイジは「革新的なアイディアだけでは不充分であり、製品化することが重要」「発明家になりたければ起業する必要がある」、そして「エジソンのような人物には注意すべき」だと学びます。・・・
12歳のときに読んだ1冊の本が、実際のところ、どこまでラリー・ペイジの人生に影響を与えたのかはわかりません。ただ、少なくとも彼の人生の「分岐点」の一つになったことは間違いなさそうです。