いよいよ:関電など4電力、老朽原発5基を廃炉へ 18日にも地元に一斉説明 19日にも経済産業省に報告
2015年 03月 12日
中国電力と関西電力、九州電力、日本原子力発電の電力4社が、老朽化した原発計5基の廃炉を近く決定し、18日にも地元に一斉に説明する方針を固めたことが11日、分かった。運転40年を超える老朽原発は安全対策にかかる費用が巨額になるため運転の延長を断念、廃炉にせざるを得ないと判断した。とのこと。いよいよ廃炉の時代か...
廃炉を近く決定するのは中国電力の島根原発1号機(島根県)、九州電力の玄海原発1号機(佐賀県)、日本原子力発電の敦賀原発1号機(福井県)、関西電力の美浜原発1、2号機(福井県)。
4社は19日にも経済産業省に報告する方向で調整している。電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)が、20日に予定されている記者会見で詳細を説明するとみられる。政府は原発の再稼働を推進する上で、老朽原発の廃炉を進め安全性向上への積極姿勢を示したい考えで、4社は政府の意向も考慮した。