「不特定多数無限大」のインターネットが「XMLのアフォーダンスがもたらすスケール感」をもたらす

江島健太郎さんが、「XMLデータがアフォードしてくる」という感覚でデータを見てワクワクするのは、確かにそのとおりかもしれない。
このXMLデータは、「江島健太郎にメールを出せ」「0387654321にファックスを送れ」などという無数のメッセージをアフォードしてきます。そして、そのメッセージは、オブジェクトシリアライゼーションなんて言葉がわかる技術者だけではなくて、その何百倍/何千倍もいるであろう、データの意味を単にリテラルに読むことができるだけの普通の人たちにも届くのです。この圧倒的なスケール感の広がりこそが、XMLの価値なのです。
しかし、実は、その後に書かれている「圧倒的なスケール感」を感じさせてくれるインターネットのポテンシャルこそが、本質的であるように思える。これは、梅田望夫さん講演会ログにある
インターネットの進化
これまでの10年、次の十年、その先10年と進んでいく上でその本質ってなんだ

本質の本質を抽出すると、
不特定多数無限大と(を)同時に○○するコストがゼロに近づいていくこと

「不特定多数無限大」というのがキーワード
という部分で言われている「不特定多数無限大」が、このスケール感につながっていると感じる。アフォーダンスによって、XMLデータ自身が何かを訴えてくるという部分に、インターネットを介してつながる不特定多数の力が集まって、スケール感を醸し出しているような気がした。
by yoshinoriueda | 2005-09-23 14:56 | いろいろ読んで考える! | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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