「風土の知」
2006年 01月 31日
結局、人と人のつながりが勝負を決めるところは多いにある。そして、ふと、先日のエントリーのDiamond Harvard Business Reviewにあった「知的リーダーの肖像」の中で出会った「風土の知」というのを思い出した。
ここで言う「風土の知」とは、「その国の地形や気候、政治はもちろんのこと、人々の暮らしぶりや習慣、服装、言葉などを熟知した知のこと」を指す。
シリコンバレーにいた時につくづく感じたのだが、やはり、住んでみなければ分からないという部分は大いにあった。何かモノを売るにしても、実際にそこで生活してみなければ分からない部分がたくさんある。
インターネットでさまざまな情報が入手できるようになったが、最後に勝負を分けるのは、この「風土の知」なのかもしれない。そんなことを考えさせられた。