1+1=3とするマネジメント
2004年 05月 24日
そうこうしているうちに、他のフェローの方もこられたので、いろいろとお話をしていたのだが、人と組織の話題になって、ちょっとした発見があった。
知的なアウトプットを求められる仕事では、やる気(モチベーション)が高い状態と、低い状態では、質が大きく異なるということは、容易に想像がつく。
しかし、そんな「当たり前」にも思えることをしっかりと認識した上でマネジメントしている会社は、日本にどれだけ存在するだろうか?多くの企業では、工業化社会と同じように、「ある程度の賃金を支払い、ある程度の労働条件を整えれば、社員は働く」と考えてマネジメントしているように思える。しかしこれでは、組織に致命的な影響を与えるかもしれない。優秀な人材は、それでは逃げていく。
チームの構成員が、各々の力をできる限り発揮できるようにすること。それが組織として動く上で必要なことになる。1+1=1では困る。1+1=3になるようにもって行かなければならないということであろう。
それはともかくとして、今は、「素晴らしいご意見」とおっしゃっていただいたことを気づかせてくれた方がいたことに、ただただ感謝するばかりです。_(--)_
向かいの会社の同僚で、スタンフォードへ企業留学に行ったのがいます。2年間の留学だったんですが、1年で修士を終了して、後の1年をドクターに行ったというのがいます。英語もフランス語もベラベラで、頭が凄く切れて、集中力があって、呑んで大騒ぎするのが大好きで・・・と凄くて変なやつでした。