IDEO社の仕事の仕方
2004年 05月 26日
ここで紹介されているIDEO社のとっている5つのステップは、
(1) Observation
(2) Brainstorming
(3) Rapid Prototyping
(4) Refining
(5) Implementation
というものである。
なんじゃ、こりゃ!というのが率直な感想。というのも、私が今、シリコンバレーでやっている方法に似ているにもかかわらず、以前本を読んだときには、そこまで明確に理解できていなかったからである。(悔しい...)
「とにかく、まず、観察すること。」ここから始まる。これは、Visual Understanding in Educationについて紹介したblogのなかでも触れているが、私もいつもやっていることである。
その後は、ブレインストーミングによって...となるわけであるが、日本では、さらに親和図法やKJ法という方法を用いることになるだろう。このあたりの作業を通じて仮説を創造する方法については、「シリコンバレーの風」4月号にまとめているのだが、振り返ってみると、(3)以降はあまり実践できていない(反省)。
研究では、検証+提言のようなところまででいいのかもしれないが、ビジネスにするには、(3)以降が実は大切なのではないかと感じた。