はてなの米国進出に見る私にとってのロールモデル
2006年 07月 14日
「はてなブックマーク」などのインターネット・サービスを提供するはてなは7月14日,米国シリコンバレーのロス・アルトス市に100%子会社の「Hatena」を設立したと発表した。子会社は3月に登記済みで,14日から本格的な活動を開始する。Hatenaの代表兼CEOははてなの近藤淳也代表取締役が兼任する。子会社は当初3名の人員でスタートする。これも梅田さんとのご縁の賜物なのだろう。「成功の秘訣は「大人の知恵」を使いこなすこと!」というエントリーで「大人の知恵」をうまく引き出して使うことがスタートアップ企業の成功のポイントだという話があったが、今回のはてなのニュースは、まさにそれを地で行くものだと感じる。知恵を出す側も、それを利用する側も、双方がうまくやっているのだと感じる。
はてなでは米国子会社の設立を通して,英語などの多言語に対応したインターネット・サービスの開発,最新のインターネット技術の研究,先進的なインターネット関連企業との関係強化などを目指すという。
江島健太郎さんは、苦労の末、シリコンバレーに渡られたようだが、このように「大人の知恵」をうまく利用して、淡々と前に進めていけるのは、実は結構スゴイことだと思う。もちろん、実際は「淡々と」というわけではないのかもしれないが、それにしても、結果だけみれば結構アッサリしていて、「淡々と」見える。それが本当のプロのなせる業なのかもしれない。
うーん、そんな事例が「淡々と」出せるようになりたい!はてなの米国進出というニュースを見て、これは私にとって、一つの目標となるいわゆるロールモデルだなぁと感じた。