渇望感を利用したマーケティングはベンチャー企業にも有効か?!

エステでおなじみのTBCの会員向け雑誌「Natsuko」を読む機会があったのだが、非常にクオリティが高い。お洒落な雰囲気の中で、おいしそうなものもたくさん紹介されており、旅情を誘う。この雑誌は、一般には販売されていない。まさに会員の特権である。

カネボウの子会社エキップが販売するRMKというブランドが人気という記事が2004.6.11付けの日経新聞国際版の1面「消費回復の足音(中)」に出ていた。「砂漠でオアシスを求めるようにどこで買えるかを探すくらいがいい」と渇望感を演出する菅社長の言葉が紹介されていた。

ベンチャー企業の場合にも、この渇望感を演出するマーケティングは成功するのだろうか?ニッチなマーケットならば、例えば、マニア向け、あるいは、特殊用途向けにならば、ある程度売れるかもしれないが、収益性まで確保できるかどうかは、商品とビジネスモデルが鍵を握っているような気がする。
by yoshinoriueda | 2004-06-12 01:21 | いろいろ読んで考える! | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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