驕らず。弛まず。
2007年 04月 06日
賛否両論はあると思うが、個人的には、「日本を代表する」という心意気は、とても頼もしいと思う。それは、日本人がエライとか何人の方が優れているとかそんな話ではなく、そんな心意気を持つところに、誇りというか気高さのようなものを感じるからである。
松坂投手の場合は、実績も実力もある上での話しであるが、そんなに飛びぬけていない人であっても、誇りを持って、自分を信じて生きている人は、見ていて清清しさを感じることがある。尊敬に値する人というのは、ある種、そのようなものを持っていると感じる。
ただ、誇りが、独りよがりなものであったり、傲慢であってはならない。もちろん、どこが、あるいは何が傲慢なのかといった判断は人それぞれだから、白か黒かで判断できるものではないのだが、独りよがりや傲慢にならないためには、結局、地道に、周りの多様な価値観をもつ人の意見を素直に聞くことや、教養を磨く努力をすることが大切だと思う。
松坂投手の活躍を見て、今日のキーワードは、「驕らず。弛(たゆ)まず。」としたい。松坂投手の今後の活躍に期待するとともに、自分自身も精進したいと思う。