手酌でいこう!と声を大にして言いたい・・・

仕事上の宴席で何が疲れるかというと、「お酌」。

仕事上でのお付き合いの場合、自分が立場的に下っ端になることが多く、お客さまや上司などに気を使いながら、グラスが空いていないかチェックし、ビールが少なくなれば注文し、焼酎が少なくなれば、水割りやお湯割りを作る。ゆっくり食べたり話したりする気分になれない。

もちろん、仕事だから仕方ないのかもしれないが、貴重な時間を使って気を擦り減らしているのかと思うと、なんだかバカバカしくなってくる。

もちろん気を使わずにお酌できる仲間というのもある。スキー仲間や高校・大学時代の仲間などで飲み食いするときは、気心が知れているせいか、かなりリラックスしている。(おかげでこれまで色々迷惑をかけてきたこともあるが...(^^;;

ちなみに、世の中には、「手酌の会」なるものがあるようだし、シリコンバレー地方版の「手酌ということで」というエントリーにあるように、自分のペースで飲み食いしたいという人もいる。

それでも日本や韓国、中国などの人たちと飲むときには、相手に対して気を使うということが、いまだ最大の「おもてなし」なのかもしれない。個人が最大限尊重され、飲み食いするペース、さらには生きるペースまで、個人に委ねられるといった世界はほど遠い。

ということで、「今日は手酌で行きましょう~♪」と声を大にして言いたいところだが、まあ、なかなかそれも難しい状況が続く今日この頃・・・
 
Commented by 賛成! at 2007-06-17 09:23 x
手酌、大賛成です!!!

ちなみに、ドイツでは「ビールを注ぎ足す娘は嫁に行けない」という言葉があるそうです。ご参考までに・・・→http://nomi.exblog.jp/4825402/
Commented by yoshinoriueda at 2007-06-17 13:12
コメントありがとうございましたm(--)m

ドイツでは、ビールを1杯注ぐのに、とても時間をかけることがありますね。これは、そのビールに最適な泡を作るためだと聞いたことがあります。不用意な注ぎ足しは、そんなふうに作られた泡を台無しにしてしまうのでしょうね。

手酌でもお酌でも、疲れない気配りができるようになればいいのですが、なかなかそこまでオトナになるのは私には難しそうです。
by yoshinoriueda | 2007-06-15 23:59 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(2)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


by yoshinoriueda
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