「臨機応変の意思決定手法」(DHBR2008年3月号)

DHBR(Diamond Harvard Business Review)の2008年3月号「リーダーシップ強化法」に掲載されている「臨機応変の意思決定手法」という記事を読んだ。

記事の論旨は、「これまでのリーダーシップのツールや手法は、秩序が支配する状況や業務では役に立つものの、複雑な事業環境がすごいスピードで変化し続けるような環境、すなわち秩序のない状況では、『複雑系』の考え方を取り入れた新たなツールや手法が必要である」というもの。

ある程度の秩序が支配していながらも込み入った(complicated)な状況では、専門家による分析が必要となるが、秩序のない状況である複雑(complex)な状況では、「コマンド&コントロール」ではなく、何らかのパターンが「創発」してくるよう環境を整えることが大切になる。

そのためには深い洞察力で状況を見抜き、複雑さと矛盾を許容し、自分のリーダーシップのスタイルをも変える柔軟性を持つ必要がある...といった形で締めくくられているのだが、そもそも「複雑系」「創発」という概念が共通認識として共有されていなければ、そのような考え方に基づくマネジメントは難しいだろう。そういう意味では、この記事は、踏み込んだ議論もなく、少し浅くヌルい気もする。

それはともかく、インターネットの世界では、それに複雑系のふるまいに似た現象がさまざまなところで見られることもあり、実際、カラダで覚えているという世代の人も多々いるということはある。複雑系の考え方をうまく活用することができれば、これまでにないビジネスモデルを構築することも可能だと思う。

複雑系」というキーワードで語られていたので、ついつい反応してしまった。(^^;;

  by yoshinoriueda | 2008-02-18 20:55 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(0)

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