エネルギー技術開発に関する日EU戦略ワークショップ
2009年 03月 06日
午前中は、日本およびEUの技術開発に関する取り組みが紹介され、午後からは、太陽光、蓄電池、CCSの3分野について、どこに焦点をあてて技術開発をしていくかを決めることになるとのこと。公開は午前中のみ。果たして、どんなものを開発することに合意したのだろうか...明日、記者会見が行なわれる予定。
ちなみに、日刊工業新聞による記事は以下のとおり。
・・・約150人が参加。太陽光発電、蓄電、二酸化炭素(CO2)の回収貯留技術(CCS)の3分野について日・EUで連携可能なプロジェクトを選び、研究開発資金の手当や研究施設の相互活用などの支援策を検討する。
連携プロジェクトは2030年ごろの実用化を目指す技術を対象に、1分野につき数個を選ぶ方針。太陽光発電分野では、量子ナノ構造などを活用し変換効率を40%以上に高めた第3世代の太陽電池技術が連携の候補となっている。蓄電分野では、新素材の活用、CCS分野では貯留技術を中心に連携を模索する。
経産省は「5-10年先の技術は競争領域であるため、連携は難しい。2030年ごろの技術は現時点で基礎研究レベルのものが多く、お互いに補完し合える」(資源エネルギー庁総合政策課エネルギー戦略推進室)と、会合の成果に期待する。
参考:
・エネルギー技術開発に関する日・EU戦略ワークショップ 東京にて開催@欧州連合(EU)
・欧州戦略的エネルギー技術(SET)計画 (pdf) by NEDO