トゥイラ・サープに学ぶ「仕事の極意」:真似と準備の大切さ、覚悟

a0004752_854449.jpgDiamond Harvard Business ReviewのApril 2009号にTwyla Tharp(トゥイラ・サープ)氏のインタビューが掲載されていた。「Creativity Step by Step(創造は「心身の没頭」から生まれる)」と題された記事は、次のような紹介で始まっていた。
我々は、一流と評される芸術家たちを天賦の才の持ち主と考えがちである。しかし、トニー賞とエミー賞を受賞している名振付師であり、アメリカを代表するダンサーの一人、トゥイラ・サープによれば、創造性は「習慣」と「勤勉」から生まれるものであるという。本インタビューでは、模倣に励むこと、模倣と学習は異なること、あえて変化に努めること、卓越性の追及には失敗が不可欠であること、厳しいルールをみずからに課すこと、書籍に師を探すこと、体を動かすことなろ、創造性の育て方について聞く。
スポーツの世界では、うまい人の真似をするということはよくある上達の方法であるが、一流の人も、同じようにしているということは、励みになるのではないだろうか。彼女はこう語っている。
真似をしない人なんて、いるのでしょうか。・・・真の学習とは模倣ではありません。・・・模倣とは、ほかのだれかのやり方を自分のものにすることで、一方学習とは、ほかのだれかの問題を自分のものにすることです。
一方、準備の大切さにも触れている。
だれでも創造的になれます。しかし、それには日頃の準備が必要であり、それ以外に術はありません。・・・一流の芸術家は驚くほど現実的です。私が知っている一流の画家たちは、自分で絵の具を混ぜてカンバスに塗り、定着剤を吹きつけます。使えるものなら何でも利用するのです。
 私の場合、あらゆるものが作品の素材です。しかし、正しい準備、つまり「習慣」が身についていなければ、そのような素材を見つけたり、使い方に気づいたりすることはできません。
一流の人は、常に、基本動作を習慣化し、インスピレーションがいつでも得られるように準備をしているということなのだろう。

彼女の仕事に対する厳しさは、次の言葉に現われているような気がする。
仕事とは絶対に負けられない戦争なのです。人はいつか死ぬのですから。私は、ほかの人に押しつけたりはしませんが、みずからに厳しい規則を課しています。それは、現代ダンスという概念を構築し、これを変えていくうえで、自分に何ができるのかを見極めることです。それが自分に与えられた使命ならば、私はそれを実現するために、どんなことでもするでしょう。
やはり、一流の人の覚悟はスゴイ。こうでなければ!と思わず納得。生きていくうえでのひとつの参考にしたい。

  by yoshinoriueda | 2009-03-22 21:28 | POP・movie・スポーツ | Trackback | Comments(0)

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