ニュースクリップ:「首相不信任案を可決=EU運営への影響必至-チェコ」
2009年 03月 26日
【ベルリン24日時事】チェコ下院(定数200)は24日、トポラーネク首相に対する不信任案を可決した。チェコ通信によると、同首相は、26日にも辞表を提出する考えを明らかにした。チェコは欧州連合(EU)議長国で、政局混乱がEUの運営に影響するのは必至だ。とのこと。議長国の首相の不信任案が出たことで、EUは機能不全に陥るのか?こりゃ、コペンハーゲンまでにEUが何かを決めてきそうにはないような雰囲気...
不信任案は賛成101票、反対96票で可決された。ただ、首相が率いる市民民主党は議会で最大勢力を維持しており、クラウス大統領が再び組閣を要請する可能性もある。
不信任案は、トポラーネク首相の側近がテレビ局に圧力を掛け、政府を支持する有力議員の不正疑惑を伝える番組の放映を中止させようとした事実が明るみに出たのを受け、野党陣営が提出した。
かくいう日本も政権が交代しているかも。そうなれば、温暖化政策は大きく方向転換しているかもしれない...