「その時は、日本は交渉の席を立つべき」という声に賛成!

エネルギーフォーラムの2009年4月号p.53に、COP15に向けた日本の交渉姿勢が掲載されていた。
・・・12月のCOP15に向けて、どのような削減数値が出てくるのか全く予測が付かない。もしかしたら、日本がこれ以上削減できないという14%以上の数字が、合意材料として出てくるかもしれない。霞が関のある幹部いわく、「その時は、日本は交渉の席を立つべき」と声を潜めて語る。「交渉をまとめるために、国益を損ねてまで、わが国がでしゃばる必要はない」という。「わが国は先進国で1番“削り代”が少ないにもかかわらず、先進国で唯一、自力でこれだけ削減に取り組んでいる。しかも世界全体の排出量の大部分を占めているのは米国と中国で、日本の割合は少ない。そうした国がひとり無理な削減を背負い込む必要はない」と断じる。

仮にわが国が交渉の席を蹴って、非難の嵐の中で国際枠組みから外れたとしても、今の日本がCO2削減や、そのための技術開発に後ろ向きになることはない。なぜなら、わが国は世界中に製品を売らなければ国が成り立たないから、世界のCO2削減が厳しくなれば、それに応じた製品を開発するという。

日本は生きていくために省エネ技術に取り組んでいる。「だから、世界のCO2を削減する技術・製品をつくるわが国は、むしろ排出増を認めてもらうべき」---というのは少し暴論か。
できないものはできない。約束した以上は守る。守れなければハラキリだ。それが日本のやり方だ。だから、守れない約束はしない。無茶な要求は受け容れない。それが日本の取るべき道だ。

交渉官の方々は、世界中から白い目で見られることになるかもしれないが、それでも国益のために覚悟を決めて望んでいただきたい。

  by yoshinoriueda | 2009-04-08 21:52 | エネルギー・環境 | Trackback | Comments(0)

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