地球温暖化問題に関する懇談会開催、中期目標に関するパブリックコメント受付中~♪

首相、関心の盛り上がりに期待 温暖化問題懇談会で」によると、
 麻生太郎首相の「地球温暖化問題に関する懇談会」(座長・奥田碩トヨタ自動車相談役)が17日開かれ、2020年の日本の温室効果ガス排出量を1990年比25%減から4%増までとする中期目標の6つの選択肢について意見を交わした。

 麻生首相は「中期目標の選択は、家計や雇用、経済成長など国民全体への影響が大きい。国民の関心が盛り上がらないとしょうがない」と述べ、議論の活発化に期待を示した。

 政府は5月中旬まで全国5カ所で国民の意見を聴く会合を開き、インターネットなどでも意見を募る。首相は「遅くとも6月末までに目標を決めたい」と話した。

 委員からは「温暖化の被害が大きくならないうちに対策を進めることが必要」「日本が(二酸化炭素の排出が少ない)低炭素社会づくりのリーダーとなるべきだ」「産業の競争力や地域経済への影響も考慮すべきだ」などの意見が出たという。

 選択肢は今月14日に政府の「中期目標検討委員会」が正式決定。「日本が25%削減」、「国内総生産(GDP)に占める対策費用の比率を各国が等しくしながら先進国全体で25%削減を目指す」場合の8-17%減のほか、経済産業省の2つの排出見通しなどを含む。

 検討委は、各選択肢の削減数値を実現した場合の経済影響や、厳しい対策を取った場合と取らない場合の将来の温暖化による被害予測も示した。
とのことだが、最後の2つの段落は少しおかしい。案としては、2005年比でみれば、▲4%、▲6-12%、▲14%、▲13-23%、▲21%、▲30%という6つが示されている。「経済産業省の2つの排出見通し」という表現は意味不明。また、被害予測は、日本全体の話はまとまっておらず、洪水被害などが一部紹介されたにとどまっている。共同通信が記事を流しているようだが、しっかり勉強して、正しい情報を伝えてほしいものだ。

さて、この中期目標については、今日からパブリックコメント(pdf)に付されている。締め切りは5月16日(土曜)まで。頑張って出してみよう~♪
by yoshinoriueda | 2009-04-17 22:23 | エネルギー・環境 | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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