中国にとってはG8での温暖化交渉なんてどーでもいいことなのかも?!
2009年 07月 08日
中国外務省は8日、主要8カ国(G8)首脳会議(ラクイラ・サミット)拡大会合出席のためイタリア訪問中の胡錦濤・中国国家主席が、新疆ウイグル自治区で発生した大規模暴動への対応を最優先させるため、サミット出席を取りやめて急きょ帰国すると発表した。これでサミットの最大の焦点の一つである温暖化対策についての合意は難しくなり、ラクイラ・サミットの存在意義の低下は避けられなくなった。・・・とのこと。これで、コペンハーゲンでの合意はさらに遠くなったという感じがする。ま、そもそも、G8やMEFでの温暖化交渉なんて、中国にとっては「out of 眼中」(表現が古い?!)かもしれないが...
また、焦点の温室効果ガス削減について話し合う9日の主要経済国フォーラム(MEF)では、中国は世界第2位の温室効果ガス排出国として、各国から主要な交渉相手と見られていた。削減交渉は難航しており、中国のトップ不在の交渉では合意はより一層遠のいたとの見方が大勢だ。・・・
どーなるのか。今後の米中の動きを注視したい。