「EU裁判所、一部加盟国の排出枠に無効判決」
2009年 09月 29日
欧州連合(EU)が国や企業に温暖化ガスの排出上限枠を設け、その過不足分を市場で売買する排出量取引制度をめぐり、欧州司法裁判所(第一審裁)は、執行機関である欧州委員会がポーランドとエストニアに割り当てた排出枠を無効にする判決を下した。とのこと。AAUを売ってお金に換えるようなことをしている東欧諸国だが、日本もそれを買っている。こんないい加減な制度で大丈夫か?と思ってしまうのは、私だけだろうか?
裁判は域内の排出量取引制度(EU―ETS)の2008~12年の国別排出上限枠が争点だった。欧州委はポーランドとエストニア両国が申請した排出枠を「不十分」と判断し、排出枠を削減。これを不服とする両国が提訴していた。