2005年 08月 07日 ( 1 )

 

”blog native” で行こう!

昨日に続き、本を読んだ。ネットPRのコンサルタントである神原弥奈子氏とライブドアの堀江貴文氏による「勝つためのインターネットPR術」という本である。第1部を堀江氏が担当し、第2部を神原氏が担当するという構成で書かれている。どちらも、今の自分にとっては、第2部は、ネットによるPRや、ブログをどう使っていくかという部分について、初めての人でもある程度わかるように易しく書かれている。

個人的にはこの第2部はあまり参考にならなかったが、第1部の堀江氏の部分で、面白いと思った言葉があった。「インベスタマー」という造語である。インベスター(投資家、株主)とカスタマー(消費者)を合体させた言葉である。「自分たちのインベスタマーに報いる経営をすればいい」という考え方に、堀江氏のライブドア経営に対する考え方が表されていると思う。

堀江氏については、やりすぎだとか、お金でなんでもなるとか、特にO40(40代以上の世代)には誤解されているところが多いのかもしれないが、資本主義経済に生きているならば、というか、個人的には、堀江氏の言動は分かり易いし、当たり前のことを言ったりやったりしているように見える。なのに、フジテレビ買収の話の時期には、なんでみんな今更そんなに騒ぐの?と不思議だった。

いずれにせよ、堀江氏の言動が理解できないという人は、一度、謙虚に彼がここに書いていることを読んでみてほしいと思う。例えば、「すべてをさらけ出して、ウソをつかない。」という話などは、子供に教えたい基本的な考え方であるような気がする。(だまし合いや化かし合いはもうやめませんか...オトナのみなさん!)また、「ネットに消費者が望むのは、更新頻度が高く、常に新しいなにかが載っていること、シンプルで読みやすいデザインであること、動画なんかいらないからサクサクと使えること」という感覚は、blog主体の今の世の中にピッタリであろう。

たまたま、今日、マーケティングの調査に協力して、企業のウエブサイトの評価をしたのだが、対象とした全ての有名企業で、blogのようなインターらクティブで、コミュニティーを作り出しているような要素が無かった。このような企業のサイトは、必要に迫られない限り見ないだろう。それよりも、頻繁に更新されるblogサイトを見ているほうが面白いし、刺激的なネタに出会える可能性も高まる。

blog native(ブログ・ネイティブ)とでも呼べばいいのだろうか。匿名性も許容しながら、インタラクティブにコミュニティーを作ることができるのは、そこに慣れ親しみ、それが当然である環境で育った人にとっては当然の世界である。そうでなければ、それに馴染むか、それを拒絶するかしかないのかもしれない。どんな物事にもいい面とよくない面はある。インターネットの世界にしか存在意義を見出せない状態になって、結果として犯罪に結びつくということはあるかもしれない。しかし、今の時代、そして、これからの時代、もうインターネットやブログを避けて通ることはできない。

企業に、「ホームページを持ちましょう」と呼びかける時代はもう終わっている。ブログをもっと利用することで、もっと身近になり、いずれそれが普通になるだろう。そんなPRの部分だけが変わるのではなく、内部の組織も、blogやSN(ソーシャルネットワーク)のようになると企業は変わるのではないだろうか。お互いに意見を交わす、自分の意見を持つ、非公式のコミュニティが社内にできる、などなど。 

え、もうやってるって?! そりゃ失礼しました m(--)m

  by yoshinoriueda | 2005-08-07 22:09 | いろいろ読んで考える! | Trackback | Comments(0)

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