2008年 08月 24日 ( 1 )

 

ニュースクリップ:「排気量」から「CO2排出量」へ 経産省が自動車税制の変更検討

産経 2008/8/24
経済産業省が平成21年度の税制改正で、エンジン排気量の大きさを中心に税額を決めている自動車税制を見直し、走行1km当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を基準に税額を決める方式への変更を検討していることが23日、わかった。同様の仕組みは欧州各国が取り入れ始めており、地球温暖化を防ぐグリ-ン税制の目玉にしたい考えだ。しかし、これまで優遇されてきた軽自動車の税負担が大幅にアップするため、自動車メ-カ-などの反発は避けられず、調整は難航しそうだ。

現行の自動車税は、排気量1L以下のリッタ-カ-の自家用乗用車で年額29,500円、最高の6L超で111,000円など、排気量に応じて税額が定められている。排気量660cc以下の場合は税金が優遇される軽自動車税となるため、年額7,200円に抑えられている。

経産省では地球温暖化対策の一環として、こうした自動車税制の見直しに着手する。1L当たり2,300gのCO2が排出されているガソリン消費の削減に向け、CO2排出量そのものを基準にした自動車税制への転換を目指す。すでに同省では自動車メ-カ-とも協議を始めており、21年度税制改正要望で、CO2排出量を基準とする税制の検討方針を盛り込む。

ただ、CO2排出量を基準とした税制になると、排気量が大きい大型車が不利になるほか、これまで優遇されている軽自動車の税額が重くなる見通し。自動車メ-カ-の今後の商品ラインアップに大きな影響を与えるほか、軽自動車ユ-ザ-などからの反発も予想される。

地球温暖化対策を進める欧州では、すでに英国やフランスがCO2を基準にした自動車税制を導入している。来年1月から導入するドイツではCO2排出量を基準として、排出量が少ないほど税金が安くなる仕組み。走行1km当たりの排出量が100g未満の自動車には、自動車税を免除し、燃費のよい中小型車やハイブリッド車への移行を促す計画だ。

日本でも燃費向上を促すため、グリ-ン税制が導入されており、排気量などをもとにした目標燃費を15%以上上回る自動車には自動車税などの軽減措置を講じている。しかし、経産省ではCO2排出を削減するには自動車税の抜本的な見直しが必要と判断し、今後、関係方面との協議を急ぐ方針だ。
「炭素経済」のはしりか?!

  by yoshinoriueda | 2008-08-24 08:43 | エネルギー・環境 | Trackback | Comments(0)

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