2012年 02月 04日 ( 2 )

 

正しく伝えられていない諸外国の再生可能エネルギー導入の実態

先日の青山繁晴氏の講演会で、デンマークでの再生可能エネルギー導入の話があった。ポイントは、海外で先行する再生可能エネルギーの導入の実態が、日本には正しく伝わっていないということ。
デンマークは風力を主力の電源として選択したので、今は困っているとのこと。その第一は、自然破壊。いたるところに風車が立ち並んでしまっていて、見ていると頭がおかしくなりそうになる。

また、次に問題なのは低周波騒音による被害。特に女性、子供を産む年齢くらいの女性に多い。しかし、一旦風車が回り始めると止められない。低周波騒音の問題は、人によって聞こえたり聞こえなかったりする。つまり、誰に聞こえて、どういう脳だったら聞こえないのかが分からない。問題が解決されるまでは影響が出続ける。

デンマークは人口500万人の国。1億3千万人を抱える日本が、風力でエネルギーを賄えるはずがない。しかも、デンマークは農業国。それでもスウェーデンから電気を買っている。日本は工業国。再生可能エネルギーで、エネルギーが賄えるはずがない。

こんなふうにきちんと説明をしても、日本から来る政治家やメディアは皆、『デンマークは素晴らしい。デンマークに見習うべき』と言って帰っていく。
最後は本当に吉本新喜劇みたいなオチ^^; さすがに吉本興業もデンマークではやってないだろうけど。

風車の下に立って、上を眺めてみれば気付くのだが、あの大きさには圧倒される。こんなものが台風で倒されたり、吹き飛ばされたりすると、大変なことになるのではないかという不安にかられる。低周波音による被害についてはなんともいえないが、いずれにしても、近くにあってほしい設備ではないだろう。

環境省は、陸域において、基本シナリオのシナリオ1-1で「2437万kW」の導入を想定している(参考資料[pdf])が、果たしてそんなにうまくいくだろうか?

再生可能エネルギーを進めること自体は反対はしないが、その影響をしっかりと認識した上で進めるべきだろう。それが分からないのに、世の中の流れや今の与党がその方向を示しているからそうするんだというのでは、あまりにも無責任だ。能力のある人が、そんなところに労力を割いているのは本当に嘆かわしい。

政府も関係者も、今一度、きちんと先行する諸外国の再生可能エネルギーの実態を国民に知らしめるべきだし、国民も、イメージだけでヨシとするのではなく、きちんと知った上で判断すべきではないだろうか。

といっても、政府ももはや信頼されていないし、電力会社はなおさら信頼されていないし、風力ファンドをやっている人たちはもっと信頼できないし、誰も信頼できないという状況...  ( ゚д゚) さあどうする?!

  by yoshinoriueda | 2012-02-04 18:25 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(0)

2011年の日本の地震 分布図 Japan earthquakes 2011 Visualization map

2011年の日本の地震 分布図 Japan earthquakes 2011 Visualization map



3.11以降、いかに東日本沖が揺れているかがよく分かる。地震活動が活発化し、当面収まらないのかも。

  by yoshinoriueda | 2012-02-04 05:58 | 旅・風景・グルメ | Trackback | Comments(0)

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