2015年 04月 08日 ( 1 )

 

やっぱりそっちに行くんや~でも意外と時間かかってる?:コマツ、GEとビッグデータ提携 鉱山を効率運営

コマツ、GEとビッグデータ提携 鉱山を効率運営」という記事によると、
コマツはビッグデ-タ解析で米ゼネラル・エレクトリック(GE)と提携する。世界の鉱山で生産設備の稼働デ-タをインタ-ネットから収集して共同分析する。採掘から物流、発電まで鉱山全体の最適な運用を実現し、生産コストを1割削減する。様々な機器がネットにつながる時代を迎え、サ-ビスと製品を一体で提供する製造業の新しいモデルが広がってきた。

機器同士をネット接続する手法は「モノのインタ-ネット化(IoT)」と呼ばれる。世界の製造業大手は工場の設備や鉄道などインフラにIoT技術を活用。ネット経由で稼働状況のデ-タを解析して、運用効率化を提案するサ-ビスに着手し始めている。

この分野ではGEが世界で先行している。自社の航空機エンジンやガスタ-ビンをIoTで常時監視し、製品の付加価値を高めている。建設機械の位置や稼働状況を把握するノウハウを持つコマツはGEと組むことで、資源分野でのビッグデ-タ解析を本格化させる。

コマツとGEは今回のサ-ビス提供から直接の収益を得ない。鉱山にコマツは鉱山機械、GEは発電設備などを納入している。稼働効率を最適化するソリュ-ション提供により顧客のビジネスを支援し、自社の機器の販売増につなげる。

両社は昨年からチリの銅鉱山で実証試験を続けており、2015年度中に資源会社向けに分析サ-ビスを始める。資源価格の低迷が長期化するなか、鉱山運営コスト削減への要望は強い。コマツは大小1,000以上の鉱山に機械を納入しており、同様のサ-ビスを北南米やオ-ストラリア、アフリカの鉄鉱石や石炭の鉱山に広げる。

コマツが大型ダンプトラックに取り付けたセンサ-から集めた稼働状況を、米国内にあるGEのデ-タセンタ-に送信する。解析結果を基にトラックのル-トや配置を最適化するほか、地面の状況に合った速度やブレ-キのかけ方を算出。トラックに制御装置を取り付け、燃費を向上させる。

コマツ単独の分析でも燃費を5%向上できるが、GEのビッグデ-タ解析を組み合わせることで13%程度の改善につなげる。トラックを300台導入するような大規模鉱山では、燃費の1%改善で燃料コストを年間5億円程度削減できる。

操業状況を細かく把握することで、鉱山内の発電量を削減し、鉱物の運搬に使う鉄道の運行本数の無駄も省ける。鉱物の採掘から港湾での積み出しまでの滞留や在庫を減らし、運営コストを引き下げる。
とのこと。共著『狙われる日本の環境技術』の第8章の「製品とサービスの相乗で新たな価値を提供」という節でとりあげたコマツとGEが提携して、まさに製品とサービスの相乗を狙うとは、なんだか感慨深い。

執筆当時の2012年は、リバースイノベーションや、倹約イノベーション、IoTといった概念や、GEのガスタービンのメンテの話、コマツのKOMTRAXの話などを調べ漁っていたが、ここにきてそれらが融合され、実践されてきているということで、「やはりその方向に行ったか」という感覚と、「ただ、少し時間がかかっているかな。やはり実践には時間がかかるのだろうな」という感覚が入り混じっている。

さて、これからどういう展開がなされるだろうか。その行方、成行きをウォッチしたい。

Japan's Greentech at Risk

『狙われる日本の環境技術』(エネルギーフォーラム)

第8章, 第9章を執筆〜♪

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  by yoshinoriueda | 2015-04-08 07:30 | テクノロジー・環境・ガジェット | Trackback | Comments(0)

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