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JTPAネットワーキング・パーティー

今日の夜、Palo Altoの中華料理店Ming'sJTPAのネットワーキング・パーティーが開催されました。SVJENよりもこじんまりしていて、いろいろなバックグラウンドの方とお話することができました。

現地のメーカに勤める方、日本の大学に在籍していてこちらにインターンでこられている方、現地のスタートアップに勤める方、弁護士、ベンチャーキャピタリスト、起業家など多彩な顔ぶれの中に、知り合いの知り合いを見つけたりして、世間の狭さを思い知る機会となりました。

日本で言えば、異業種交流会といった感じでしょうか。でも、シリコンバレーというアウェーの地で戦っている方々の刺激は、日本の異業種交流会とは一味違います。皆さん、それなりにどこかで苦労しているとか、自分の進むべき道を迷いながらも探しているとか、1対1で話をしていると、そんな素顔がみえてきます。言葉で伝えることができればいいのですが、これは、ここにいる人にしか、ここでいろいろな経験をした人にしか分からないかもしれません。
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  by yoshinoriueda | 2004-09-30 16:27 | シリコンバレーで感じる! | Trackback | Comments(0)

シリコンバレーで地震の揺れを感じる!

9月28日午前10時20分ごろ、Redwood Cityで地震を感じました。渡米後、初めての大きな揺れでした。オフィスのみんなは、「Welcome to California!」と声をかけてくれました(^^;

建物の壁が薄いせいか、同じフロアの別の部屋で改装工事をしている音や振動がよく伝わってきます。最初は、廊下を重い荷物か何かが通っているのかと思っていましたが、横揺れはおさまらず、10秒くらい揺れていました。日本でも地震は何度か経験していましたが、少し酔ったような感覚にとらわれるほど大きな揺れは、今回が初めてでした。
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  by yoshinoriueda | 2004-09-29 03:08 | シリコンバレーで感じる! | Trackback | Comments(4)

シリコンバレー企業のしたたかで機動的な戦略

9月23日、シスコシステムズは、中国に研究開発拠点をつくり、インドでは投資を、韓国では融資を行なうという戦略を発表した。翌日のSan Jose Mercuryでも報道されていたが、それぞれの国にあわせた形で、戦術を変えているところが面白い。

特に、インド。米国はH-1Bビザの発給を制限したために、インドからの技術者が本国に帰っているようである。その大きな流れにも乗る形で、シスコシステムズは、戦術を組み立てている。もちろん、有望な技術は、買収という形で飲み込んでいくと思われる。

インドでの投資額は明らかにされていないが、中国で$32M、韓国で$50Mというから、小さなベンチャーキャピタルの投資額にも匹敵する規模である。日本企業は、このような戦略を機動的にとることができるだろうか?したたかなシリコンバレー企業の戦略と戦術を垣間見たような気がする。
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  by yoshinoriueda | 2004-09-28 14:57 | シリコンバレーで感じる! | Trackback | Comments(0)

「20%でも成功する可能性があることに賭けること」

Kamran Elahianという連続起業家は、「結果をみれば、何もしないということは100%失敗しているということだ。20%でも成功する可能性があれば、それに賭けてみるんだ。そうすれば、失敗するかもしれないが、成功するかもしれない。失敗したらそりゃ仕方ないが、成功したらスゴイぞ。」という。

イラクに生まれ、アメリカで教育を受け、HP社で社会人としてスタートし、その後、1社は失敗したものの、何社も立ち上げてきてた。先日、JTPAのシリコンバレーツアーでも「世界人」というテーマで講演されたのを聞いたが、実際に話しをしてみると、深みのある人だと感じる。シリコンバレーのベンチャー業界では、いまや名の通った人であるが、いろいろな苦労をしてきたんだろうと思う。そんな彼は、今や、若き起業家を支えるベンチャーキャピタリストと、NPO活動を行なう慈善家の顔を持つ。

シリコンバレーでは、そんなロールモデルやメンターの役割をこなす成功者にたくさん会える。それが、シリコンバレーを形作る一つの要素でもある。
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  by yoshinoriueda | 2004-09-28 14:45 | 対話の中から発見する! | Trackback | Comments(0)

経済というマクロをみる視点と法というミクロをつくる視点

シリコンバレーのプレイヤーの一つとなる起業家は、十分なインセンティブを与えられ、デジタル化という波に乗りながら、スペシャリティーを最大限に発揮することを求められている。それは、経済学的な視点からみれば、個々の活動が「モジュール化」されていて、そこから、自己組織化などが起こってくるということを示唆しているようであるが、一方、彼らを縛るルールは、legalな点である。どうやって会社をつくるか、どうやって権利を確保するか、どうやって税金を納めるか、そういったことは、全てlegalなところに関係してくる。

以前、こんな発言を聞いたことがあったのだが、まさにそのとおりだと思った。
Think "Legal? Or illegal?" Doesn't matter "Moral? Or Immoral?"

経済という視点からみれば、さまざまな経済活動は、結局はマクロ的でしかない。しかし、法という視点からみれば、さまざまな経済活動のルールがそれで決められ、ミクロの活動をつくっている。どちらが先であるか。これはニワトリが先かタマゴが先かという問題と同じだが、例えば、LLC(Limited Liability Company)の制度など、シリコンバレーでは、これらのどちらもがうまく組み入れられ、機能しているんだと感じる。

<参考資料>

「モジュール化」(青木昌彦、安藤晴彦)東洋経済新報社

「人的資産を活用する新しい組織形態に関する提案-日本版LLC制度の創設に向けて-」(平成15年11月経済産業省産業組織課)
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  by yoshinoriueda | 2004-09-26 14:47 | シリコンバレーで感じる! | Trackback | Comments(0)

他人と違うことが大切。でも子供に対する躾は厳しい。「自由」の意味とは?

他人と違うことが大切である。日本では、なかなか教えてもらえない。他人と同じようにしなければ、仲間はずれにされたり、ヘンな奴だと見られたりしてしまう。でも、人間、ひとりひとり、違うはずだ。もちろん、足し算や引き算、文字の読み書きができなければ、多くの人とコミュニケーションをとるときに支障をきたすから、基礎は同じで必須だ。だけど、それをどう考えるか、それに対してどう思うかは、人それぞれである。

パロアルトの公立小学校では、そんなことをフツウに教えている。基礎はともかく、人の真似をすることは、最低とみなされがち。逆に、同じではいけないんだということを教えられる。あなたはどう思うのか?ということが大切。

このような教育とは別に、子供に対するしつけは厳しい。レストランで子供が騒いでいると、親は、外に連れ出して叱る。スーパーで、子供がダダをこねていても、ビシっと叱る。だから、子供がはしゃぐのは、公園など限られたところだけ。日本ではどうだろう。ビシっとしかる親はどれだけいるだろう。高校生でも、親は怖い存在となっていることがある。特に教育熱心な親ならなおさらである。子供が守らなければならない規律は、ここパロアルトでは、日本以上に厳しい。日本の子供をみると、奔放ではあるが、躾がなされていないということに気づく。

私が通った中学・高校は、比較的自由な校風で、高校の校則もゲタを履いてはいけないといったことぐらいでそれ以外は結構自由だったし、学校行事も、自分たちで作り上げていくことがフツウだった。中間や期末試験では、試験監督の教官は、教室を離れてしまうこともあったりするので有名だった。しかし、そこで、「自由」の意味をいろいろ考えさせられたような気がする。もちろん、周りの友達が教えてくれたこともある。責任が伴うということも身に沁みた。誰に対する責任であるかというと、自分自身に対する責任であるということが多かった。

自由というのは、全くなんの制約もなく、何をしてもいいということではない。自由というのは、自分がなすべきことを選ぶことができるということであり、それを通じて、自分が生きる社会に対する責任を果たすということなんだと思う。それが唯一の答えではないかもしれないが、そのような価値観を伝えて行きたいと思う。
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  by yoshinoriueda | 2004-09-26 14:23 | 対話の中から発見する! | Trackback | Comments(0)

「企業支援銀行(コンサルティングバンク)」(長野慶太)

「企業支援銀行(コンサルティングバンク)」(長野慶太、きんざい)は、久しぶりに一気に読みきった小説だった。各シーン(各章)の展開の合間に解説が入っているが、ビジネスの実務に携わっていると、容易にそれぞれのシーンや合間のシーンが想像でき、解説などをもとに頭の中を整理することができた。著者の長野氏は、ネバダ州でコンサルティングをされているようだが、実務経験に基づく話がほとんどのようで、迫力を読み取ることができる。以下、面白かった・気になったいくつかの表現をメモしておく。

*****

■「人間は、目で既成のものを見ながら、そこにオリジナルなものを加えていくのはとてもむずかしいということなんです。・・・」

■「口頭表現の達者な人が文章表現も達者かどうかはまったく別の次元の問題だ・・・」

■つまり、マーケティングとは選択なのだ。

■(金融機関は)過去がみられなければ未来を予測などできないというのが基本スタンス・・・過去のデータをさかさまに振ってみたところで、・・・ニーズをコンピューターは叩き出してはこない・・・

*****

プロジェクトには始まりと終わりがある。この物語も、プロジェクトが一区切りしたところで終わる。メインキャラクターの藤間が上司の石原と飲んでいるバーで目を潤わせる。プロジェクトの完了時には、爽やかな達成感と、ちょっとした寂しさがつきまとう。一気に読んだ上に、最後にホロっときた物語だった。

2004年に出版されているが、2002年のデータを用いて執筆されている部分もあり、解説部分の情報は少し古いものもあるが、もし、ビジネスを本気で考えたいなら、一度は読んでみてほしい一冊である。そして、もし自分に部下がいるならば、一度は読んでもらいたい一冊でもある。
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  by yoshinoriueda | 2004-09-25 13:55 | いろいろ読んで考える! | Trackback | Comments(0)

適切なアドバイスをするためには、その人のことがよく分かっていなければならない

人にアドバイスを求められることは誰でも経験することだろう。アドバイスをするのは簡単かもしれない。しかし、適切なアドバイスをするのは難しい。相手のことがよく分かっていなければ、自分の言っていることが的外れになることもある。実社会では、答えが一つとは限らないので、状況に応じたアドバイスが必要となる。もちろん、アドバイスを受けるほうも、それを分かった上で聞かないと、後で「あの時、あの人がああいったから」と自分のことなのに無責任にも他人のせいにしてしまうことになりかねない。

「私はこう思う」ということはいくらでも言える。しかし、こうしたほうがいいよということは一概には言えない。だから、相手が自分の状況を十分説明してくれるか、あるいは、相手のことをよく知っている状況でない限り、こうしたほうがいいということはいえない。相手の状況を想定して薦めるだけでは、無責任だと思えるのだ。

大学発ベンチャー、大企業における新規事業のあり方、ベンチャーキャピタルの背景にある考え方、なぜシリコンバレーにいるのか、シリコンバレーのどんなところがいいのか、いろいろ相談されたり、意見を聞かれることはありがたいが、いいっ放しの無責任にならないよう、これからも、相手のことをしっかりと見つめて、相手のことをしっかりと知って発言するようにしたい。(自戒をこめて...)
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  by yoshinoriueda | 2004-09-25 13:35 | つれづれなるままに... | Trackback | Comments(0)

Deep Smart(暗黙知)を伝える秘訣

9月も下旬に入って、ようやくHarvard Business ReviewのSeptember2004号をめくることができた。そのなかの記事で「Deep Smarts」というのが面白かった。暗黙知と同じような意味なのかもしれないが、それを伝えるために、Guidede Practice, Guided Observation, Guided Ploblem Solving, Guided Experimentationという方法が挙げられていた。

こんな当たり前のことがなぜいまさらながらに取り上げられているかと考えてみると、日本人にとっては、特に、現場でOJTを中心に学ぶという企業文化が一般的なら、learn-by-doingは馴染み深いものがあるが、欧米の人にとってはそうではないのかもしれないということが思い浮かぶ。

先輩が後輩を導きながら、後輩は仕事を覚えていく。ノウハウが伝わるし、仕事に取り組む中で、新しい発想も生まれてくる。

"people learn only by doing"

当たり前だけど、忘れてはならないことなのだと再認識した。
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  by yoshinoriueda | 2004-09-25 13:27 | いろいろ読んで考える! | Trackback | Comments(0)

Sony v.s. Immersion:特許をめぐる問題

SonyImmersionの特許をめぐる問題で、Sonyは$82M(約90億円)の支払いを命じられたと、2004年9月22日付けのSan Jose Mercuryは報じている。Immersionは、1993年にシリコンバレーにあるSan Joseに設立された会社で、1999年にIPOしている。"haptics(the science of touch)"に関連した技術にフォーカスしており、Microsoftも以前争って、$19.9Mを支払わされている。Immersionは、Sonyとの特許抗争ですでに$16Mのlegal costを使っているという。特許の問題は難しく、高額である。それを思い知らされる一件である。
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  by yoshinoriueda | 2004-09-24 01:30 | いろいろ読んで考える! | Trackback | Comments(0)

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