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シリコンバレーで感じる業や徳について

2月最後の日、シリコンバレーは朝から快晴。子供たちを学校に送っていってから飛び乗った高速道路は、大きな渋滞もなく流れていた。そんな流れに身を任せ、ふと今月感じたことなどを振り返っていた。今月は、日本の大企業とシリコンバレーのベンチャー企業の差を強く実感した月であった。

また、それに加えて、いろいろな面で、自分自身の限界というものに気付かされたということもある。そして、輪廻や業、徳や劫という概念の大切さを思い知ったような気がする。自分の背負う業を乗り越えられるのか、そんなことを、シリコンバレーという資本主義の真っ只中、ベンチャーの聖地で考えるということも、これまた運命なのかもしれないと感じる。

そんなわけで、(というわけでもないが、) 来月から半月ほど旅に出る。ゆっくり自分と向き合って、どうすべきなのかをしっかり考えたいと思う。

  by yoshinoriueda | 2005-02-28 12:02 | シリコンバレーで感じる! | Trackback | Comments(4)

家業、事業、大事業の差

昨日のエントリーの続きの話題...

そこそこ成功する、というか、家業として家族を養っていけるというくらいのビジネスができる人はたくさんいるのだろう。さらに、もう少しスキルと能力、経験と実績があって事業を運営していくことができる人もいるだろう。自分がしたいと思うことを達成しようと思えば、嫌いな人にだって頭を下げるのは当然。しかし、大事業を成し遂げる人には、先のエントリーで触れた「後ろ盾」がなくてはならない。企業でそれを実行するには、社内政治にも長けたところが必要であろう。ベンチャー企業の場合は、ベンチャーキャピタルが「後ろ盾」の役割を果たしているのかもしれない。

よく、シリコンバレーにはベンチャーキャピタリストには、起業の経験とは言わないまでも、ビジネスデベロップメントや大きなベンチャーの組織でのマネジメントの経験が必要だと言われることがあるが、これは、そのような活動を通じて、部下を納得させるだけでなく、大組織の中の力学を理解して取引先と上司を動かすことができるという力が養われている必要があるということであろう。そして、そんな能力があるから、後ろ盾としてのバックアップも可能となるのかもしれない。

スキルも能力もある。信頼できる。そこまでは当然。しかし、その力学を理解しているか、していないか。そして、それを利用するか、しないか。あるいは、したいか、したくないか、かもしれないが、そこが大事業に発展するかどうかの分かれ目になる。そんな気がした。

追記:
そして、それが人の「器」につながっているような気がするのである。別に大きな事業をなしえたからといって、その人の器が大きいのかというとそういうわけではないのだろうけれど、ただ、他人を説得して、自分よりも大きな事を成すことができるということは、それはそれで、ある意味、一つの器なのかもしれないと思う。

  by yoshinoriueda | 2005-02-27 12:13 | シリコンバレーで感じる! | Trackback(1) | Comments(2)

シリコンバレーのベンチャー企業に感じるもう一つのインセンティブ

自分がしたいことというのは、なかなか自分ひとりの力では達成できない。多くの人はそんな経験をするだろう。だから、協力者を募り、スポンサーを探す。協力者を募り、協力者に働きかけるというのは、「リーダーシップ」をいかに発揮するかということである。しかし、スポンサーを探すというところは少し違う。狭い意味でのリーダーシップでだけでは解決できない。スポンサーを探す時には、「いかに影響力のある人に影響力を及ぼすことができるか」ということにかかっている。

その原動力となるものは、信頼と実績である。そもそも、これがなければ、チャンスは与えられない。そして、日本の場合、義理人情という要素が入るため、「貢献」という要素が色濃く入ってくるかもしれない。シリコンバレーでももちろん貢献というものは重視されるが、それは結果としての実績が伴った貢献であり、一緒に時間を過ごしたとか、手助けしたといったような貢献ではないと感じる。

誰が誰の信頼を得ているか。どの分野は誰に聞けばいいのか。「あの人が言っているんだから正しいだろう」という感触のようなものが、「真実」になっていく。そして、意思決定者がその「真実」を元に判断を下す。簡単といえば簡単、分かりやすいといえば分かりやすい。結局、組織は人によって構成されているのだから、そこにいる人の判断で物事は進んでいくのである。企業の中で言えば、組織の中のポリティクスというのだろうか、あるいは社内政治というのか組織の中の力学というのか、そんなものが本当は必要である。営業で成績を上げている人も、結局ここを押さえているだろう。すなわち、誰がキーパーソンであるかを見極め、そこから信頼を得ているということである。

シリコンバレーのベンチャーの活動も同じようなところがある。誰のレファレンスがあるか。誰が後ろ盾となっているか。日本でもシリコンバレーでも「後ろ盾」は必要である。それが、有力ベンチャーキャピタルの場合もあれば、大学教授の場合もある。ただ、日本の大企業と少し違うのは、シリコンバレーのハイテクあるいは技術ベンチャーに関与しようとする人たちは、互いに尊敬すべきところを探そうとするところだろうか。日本の大企業では、社内の人を信用せず、社外の権威を信用するということが往々にしてある。そして、影響力のある人に影響力を及ぼそうとする人は、その社外の権威をうまく利用する。

世渡り上手というのは、まさにそういう人をいうのだろう。世渡り上手な人は、影響力のバランスを微妙に察知して、その組織の中の言い回しを理解し、自分が話したいように話すのではなく、他人が理解できるように話すのである。まさに、チャンスを与えてもらうのではなく、そのようにして、チャンスを掴み取るのである。日本の大企業の場合、上司をどこまで説得できるかが自分の権限といえるだろう。上司を動かし、会社のお金で自分のしたいことをするのである。

日本の大企業を中心として、人の流動性がないのは、そう考えると当然なのかもしれない。ある程度の生活ができるだけの給料は保証され、福利厚生も多少の差はあれ存在する。ベンチャー企業でもらうストックオプションによって大金持ちになるといった可能性はほとんどないが、その代わりに、ある程度生活が保証された状態で、うまく立ち回って会社のお金でやりたいことをする。だから、体育会のクラブや吹奏楽団のような一体感は、日本企業と相性がいいといえるかもしれない。

そう考えると、あとは価値観の問題だろう。大金持ちになれる可能性にかけるか、ある程度生活が保証された状態で会社の金をつかってやりたいことをするのか。どちらがワクワクするのか。一度きりの人生なら、ワクワクする生き方をしたほうがいいのかもしれない。

ただ、シリコンバレーのホンモノと思えるベンチャー企業を見ていると、自分たちの利益をまず確保しようというのではなく、社会に大きなインパクトを与えようということが、お金とあわせた大きなインセンティブになっていると思える。普通のベンチャー企業では、大金持ちになることがインセンティブの大半だが、一流と思えるベンチャー企業は、それに加えて、「世界を変えたい」という思いのようなものも存在する。“change the world”という言葉は、スタンフォード大学でもよく耳にした。「正気か?」「まさか本気でそんなことできるなんて思ってないんだろ?」といって笑いながら、その目の奥に光るのは本気だったり...ということもあった。曇り空の下、ふと、そんなことを思い出し、その言葉の本当の意味を徐々に実感しつつあるような気になった。

  by yoshinoriueda | 2005-02-26 12:54 | シリコンバレーで感じる! | Trackback(1) | Comments(2)

Girl Scouts Cookie

シリコンバレーの職場には、先週末から今週初めにかけて、Girl Scouts Cookieと呼ばれるクッキーが溢れているかもしれない。ガールスカウトに入っている子供たちが、クッキーを売ることにより、お金を集めるという活動をしていて、そのクッキーが職場にも続々と持ち込まれている。

先日San Joseの空港でも、空港の職員らしき女性がこのGirl Scouts Cookieを抱えてバスに乗り込んできたのだが、彼女曰く、「これは飛行機のなかでは配らないわよ~♪」と言っていた。きっと職場でつまむのだろう。全米規模でなされているのかどうかは知らないが、シリコンバレーで目にするのは事実である。

子供たちは、このクッキーを買ってもらうという活動を通じて、モノを売るという体験をする。お金を集めるということ以外の点で大切なのはここである。何か活動をするにあたって、お金を集めるということは決して賤しいことではない。それもそうだが、子供のころから、モノを売るという体験ができるということは、非常に貴重であると思う。ガールスカウトという組織では、単に奉仕活動や野外での遊びだけでなく、このような経済活動もなされている。

起業家精神を考える上で、このような幼少期からの経済活動への関与はある意味大切であると常々感じている。しかし、日本で育つと、なかなかそのような機会には恵まれない。特に食べ物は安全性や賠償責任などの問題にも発展しかねないというリスクがある。しかし、そんな貴重な機会をアッサリ提供してしまうところに、ここシリコンバレーで面白さを感じた。


実際、このクッキー、結構高価なのだが、それもあってかなかなかの美味!パッケージもみすぼらしくなく、しかも、made in USA!お土産などには最適?!職場の女性も大好きだという。ただ、残念なことに、年1回しか買うことができないとか...

  by yoshinoriueda | 2005-02-25 12:40 | シリコンバレーで感じる! | Trackback | Comments(5)

「イノベーションのジレンマ」を読み返したくなった...

「イノベーションのジレンマ」という本を、いまだに一度も読んだことがないというのは、特に、ビジネスパーソンとしては考えられないと思うのだが、それはもしかしたら言い過ぎかもしれない。しかし、いずれにせよ、ビジネスや教育に携わる人は、目を通しておいて損はない本の一つだと思う。何度読んでも飽きないという類稀なるビジネス書といえるのではないだろうか。今日は、久しぶりにこの本を読み返したくなる衝動に駆られた。

破壊的イノベーションの芽に気づいても、内部の意思決定や社内の権力闘争に終始してしまう大企業は多々あるだろう。しかし、イノベーションは、そんな大企業の論理、既得権益の保護など無視するかのように進んでいく。自分の生存領域だと思っているところが、瞬く間に消えていく。

なぜ、大企業は、そんな無駄なことに労力を使うのだろう?なぜ、衰退することが明らかだと思えることにいつまでもしがみつくのだろう?日本の大企業に勤める人は、概して優秀である。話をすれば理解してもらえる。にもかかわらず、すぐに行動が伴わないのだろう?

日本にいるころから不思議に思っていたが、最近、さらに強く感じるようになった。シリコンバレーにいるからそう感じるだけかもしれない。東海岸や中西部にいたら、そんなことは思わないのかもしれない。

西海岸のほうが日本に近いのに、ビジネスという分野の心理的な側面で、遠く感じるような気がするのはなぜだろうか?そんなことを感じた一日だった。

  by yoshinoriueda | 2005-02-24 13:22 | シリコンバレーで感じる! | Trackback | Comments(2)

ブログに向かう時間は、自分と向き合う時間

San JoseのJapan Townで昼食をとっていると、以前、セミナーでお会いした方と偶然出くわした。名前を名乗ると、「上田さんといえば、あのアントレ...っていうブログの・・・」と私のブログのことを覚えていただいていたたようで、少し恥ずかしいような、でも、ちょっと嬉しいような、そんな感覚にとらわれた。

そういえば、少し前に梅田望夫さんとお会いしたときにも、「ブログ、読んでますよ」と言われて、かなりビックリ、とっても嬉しい!と感じたことがあった。

もとはと言えば、スタンフォード大学での自分の研究をメモすることから始まったこのブログ。実際、非公開のエントリーもたくさんある。実際、記事を書くネタはいくらでもあるのだが、公開できるネタは限られているといったほうが良いかもしれない。まあ、ある種、個人的なデータベースのように使っているところもある。まずは自分のためにやっていくことからスタートしているので、ほぼ毎日更新するということについては、あまり、というか、ほとんど苦にならない。それに、実際、記事を書いている時間は、たかだか5分か10分、長くても15分くらいだろうか。もちろん、書くに至るまではネットの中をウロウロしているのだが...

ただ、非生産的な、というか何の目的もなく過ごす時間が一日の中に少しくらいあってもいいのかもしれないとも思う。そんな時間だからこそ、ふと我に返ることもあるし、夢中になっていることもある。このブログを書くという時間は、まさに自分と向き合うことができる時間といえるかもしれない。

  by yoshinoriueda | 2005-02-23 23:40 | つれづれなるままに... | Trackback(1) | Comments(7)

空港、それは新たな決意の場所...

目の前に座っている老婦人が、「次のターミナルは隣町にあるのかしら?」と冗談交じりに言った。デトロイト空港を周回している道路は、グルグルと長く続いていた。

早朝、ホテルからデトロイトの空港に向うこのバスに乗り合わせた人たちには、ある種の親近感を覚える。仲睦まじい老夫婦、家族で旅行している人たち、母親とベビーカーに乗せられた愛らしい赤ちゃん、空港関係者、凛々しいアジア系の細身の女の人。みんなそれぞれ行き先は違うのだが、これから空港に向う。それぞれの人が、それぞれの人生を生き、ある瞬間に同じところに集まり、また散っていく。

偶然にも、母親とベビーカーに乗せられた愛らしい赤ちゃんは、昨夜も乗り合わせた親子であった。そんな偶然を楽しみながら、ふと、それぞれの人の幸運を心の中で祈った。

空港というものに対する感覚は人それぞれだと思うが、私にとっては、単なる飛行機の発着の場所ではなく、新たな決意の場所であるといえるかもしれない。人やモノ、情報が集まる場所と捉えることもできるし、出会いや別れの場所と捉えることもできるかもしれない。

駅や長距離バスのバス停といったところもそんなふうに捉えることができるのかもしれないが、空港というところは、「非日常」をより強く感じさせてくれるところであると感じる。そして、旅の途中で得たさまざまな経験や思いが、雪が降り積もるように自分の中に蓄積され、ひとり搭乗を待つ間に、新たに何かを決意するのである。

そして、"Have a good day!" "You, too!"という会話をエアラインの係員と交わした瞬間、足が前に進むのと同時に、自分の気持ちを切り替える。また、新しい何かが始まるんだと自分に思い込ませながら...

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  by yoshinoriueda | 2005-02-22 23:50 | つれづれなるままに... | Trackback | Comments(4)

ネクタイピン

久しぶりに着たスーツには、ネクタイピンが光っていた。このネクタイピンは、社会人最初の現場を去るときに、最初にお世話になった上司が、送別会の時に餞別としてくれたものである。「頑張れ!」という言葉とともにくれたものである。もう、ブランドの文字は消えてしまったけれど、渡米するときに一緒に持ってきた。

厳しい上司だったけれど、現場というもの、協力してくれる数々の会社やそこで働く人々とどう接したら良いのかということを、しっかりと教えてくれた。見ようによってはガンコなガミガミ親父という感じだが、自分のために言ってくれているんだということがよく分かった。もちろん、勘違いだったかもしれないが、自分にはそう聞こえた。

現場では、作業服を着ることがほとんどだったけれど、本社に異動になったので、スーツを着る機会も多くなり、新年度や新プロジェクトの開始など、自分で決めた節目には、いつもそのネクタイピンをしていった。

久しぶりにこのタイピンをして、少し気分が引き締まった。このネクタイピンは、いつまでも、そんな気持ちを思い出させてくれる。

このタイピンを手にとって、いままでお世話になった人と、これからお世話になる人に対する感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思った一日だった。

  by yoshinoriueda | 2005-02-21 21:19 | つれづれなるままに... | Trackback | Comments(4)

Good Luck!

朝の4時から起きだして、自動車の町(?)デトロイトに出張。折りしも大雪で足止め。サンノゼ空港で1時間、シカゴで3時間。シカゴ空港での3時間は、飛行機の中で過ごすはめになった。

アメリカは何でも起こりえるところ。テロは少し極端な例だが、悪天候、飛行機の遅れ、そんなことは日常茶飯事。そんなとき、なぜだかふと、人生の目的とはなにかということを考えたりする。

そもそも、人はなぜ生まれてきて何をするのか?何か目的があるのだろうか。生きているということ、それ自体が意味があるのではないだろうか?もちろん、これをするために生まれてきたんだと思えれば、それはそれでいいのだが、目的がないからといって、それを探さなければならないということもないのかもしれない。もともと、目的などないのだと割り切ってしまえば、余計な心配や悩みはなくなるのかもしれない。

すべてにおいて、結局、「物は考えよう」なのである。悪天候で待つという事態に遭遇したと思えばつらくもあるが、さっぱり、仕方ないと諦めて、その間に仕事を済ませたり、本を読んだり、考え事をしたりといったことに時間を使うことができるのだ考えると、実は、運が良かったのかもしれない。

さて、それはともかく、悪天候の回復を待つ機中で、GOOD LUCK!!ある1話を思い出した。それは、成田に近づくにつれ天候が悪化し、着陸できずに、成田上空で旋回しながら天候の回復を待ったものの、結局、新千歳に行ったという話。

あの時も、最後は、成田に到着して乗客から拍手があがっていたが、今日の飛行機も、デトロイトについたときには、拍手があがっていた。スチュワーデスの案内もほっとした調子だった。

感心したのは、その飛行機には、多くの若者、子供が乗っていたのに、わめいたり騒いだりする声があまり聞こえなかったこと。後ろに座っていたおばさんたちのほうがうるさかったくらいである(^^;

いずれにせよ、無事デトロイトに到着。懐かしい友人が空港に出迎えてくれた。普段は、ソーシャルネットワーキングサイトでしか連絡をとっていなかったのだが、今回は運良く会うことができた。ホントに運が良かったと思う。そして、懐かしい友人も自分自身も健康であるということが、ただ幸せであると感じる。というわけで、みなさん、今日も一日、Good Luck!

BGM: 「RIDE ON TIME」 山下達郎 ♪  (←当然でしょ!)

  by yoshinoriueda | 2005-02-20 22:20 | つれづれなるままに... | Trackback | Comments(8)

SVJENのネットワーキングセミナーにあのカムラン・エラヒアン氏が登場!

以下のようなお知らせ(一部省略)が、とあるMLにて流れてきましたので、少しチャチャを入れながら読んでみたいと思います。


第4回SVJENネットワーキングセミナー
「失敗のレシピ --- Recipe for Failure 」のお知らせ

<チャチャ0>

 このタイトルがなかなか素晴らしい!

<チャチャ0>


スピーカー: Global Catalyst Partners社 創業者兼会長
カムラン・エラヒアン氏(Kamran Elahian)

“I celebrate failure — it can temper your character and pave the way for great achievement. (失敗は大歓迎だ。自分を鍛え、大きな成功の土台を作ることができる)”

SVJENは、3月16日にネットワーキングセミナーを開催いたします。

今回は、起業のメッカ・シリコンバレーでも「きわめて稀にしか見られない」と言われる連続起業家の一人、カムラン・エラヒアン氏をスピーカーにお招きし、失敗した起業の経験と、そこから得た教訓について語っていただきます。

<チャチャ1>

 やっぱり、「稀にしか見られない」ですよね~ 

 そんな何度も何度もやるなんて、はっきりいって、どうかしています(^^;

 だいたい、ベンチャーなんていうものは、一回成功する間に、
 少なくとも1回は「地獄」を見るといいますから、
 なんども起業して成功するということは、
 何度も地獄を見ているということなのかもしれません。

 そんな何度も地獄を見た人は、
 まあ、ザラにはいないということでしょう。(納得)

<チャチャ1終わり>


20年を超える起業家としてのキャリアの中で、エラヒアン氏は10社を起業され、4社(・・・)で大成功、1社で大失敗を経験されました。

<チャチャ2>

 すいません、「大失敗を経験されました」なんて書いてしまって...。
 「失敗」でいいのかもしれないのですが...。

 なにを隠そう、このご案内のたたき台をつくったのは、私です(^^;;
 そのままSVJENの公式案内に使われたようです、ハイ。 

 でも、「こんな手作り感覚が、実はいいのだ~!」と、自分で納得。

<チャチャ2終わり>


失敗は、誰にとっても辛く、多くの場合、思い出したくもないものですが、エラヒアン氏は、あえてその大失敗した会社 Momenta Corporationの名前を自分の車のライセンスプレートに刻み、忘れないことで、今日の立場を築き上げたのだといいます。

<チャチャ3>

 そうだったんですか。それは知りませんでした...

 確か、「ネオマジックが上場した時、自分の罪は消えた」というような話を、
 どこかで読んだ記憶がありますが、
 失敗をしっかり刻みこんでいたんですね。

 しかし、どの車のプレートなんだろう?いつかは見なければ!

<チャチャ3終わり>


エラヒアン氏は、1954年イランのテヘランで生まれ、18歳でアメリカに移住。コンピュータ・サイエンスを学び、ヒューレット・パッカード社に入社後、スタンフォード大学のジム・クラーク教授の下に送られ半導体設計を学びました。・・・現在、エラヒアン氏は、ベンチャーキャピタリストとしてグローバルカタリストパートナーズの創業者兼会長を務め、ベンチャー企業を支援しています。失敗の中から這い上がってきたエラヒアン氏の体験談と失敗から得られた教訓を聞くことができる貴重な機会をどうぞお見逃しなく!

<チャチャ4>

 本当に、この講演は、「貴重な機会」になると思います。
 ナマのカムラン氏の講演は、はっきり言って感動モノです。
 私は小さな会議室で講演を聞いたのですが、なかなか、迫力満点でした。

<チャチャ4終わり>




タイトル: 第4回SVJENネットワーキングセミナー 
       「失敗のレシピ --- Recipe for Failure」

スピーカー: Kamran Elahian
         Chairman & Co-Founder, Global Catalyst Partners

日時: 2005年3月16日(水曜日) 午後6時30分より

スケジュール : 5:30PM 受付開始、ネットワーキング
   6:30PM - 8:00PM 講演、質疑応答
   8:00PM - 9:00PM 懇親会

場所: Wilson Sonsini Goodrich & Rosati(WSGR)

参加費: 事前登録:$20、当日受付:$25

登録方法: SVJENのWebsite

お問い合わせ: seminar@svjen.org

********************************

失敗から学ぶことのほうが大きいかもしれません。しかし、それは、失敗を忘れないというところから始まるのかもしれません。

WSGRの会場はそれほど大きくありませんし、日本人だけでなく、当日はシリコンバレー在住の日本人以外の人も参加されると思いますので、ご興味のある方は、お早めに申し込みされることをオススメします。

追記:
「流したのはお前だろう」というメールを知り合いからいただきましたが、
まさにその通りでございます。お騒がせして申し訳ありません (^^;

  by yoshinoriueda | 2005-02-19 19:16 | シリコンバレーで感じる! | Trackback | Comments(0)

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