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地球温暖化に係る中長期ロードマップ推進地域フォーラムを傍聴〜♪

環境省が主催している地球温暖化に係る中長期ロードマップ推進地域フォーラムの大阪会場を傍聴。講演者などは、以下のとおり。会場は、学生がちらほら、企業の環境部らしい人たちがちらほら、学者風の人たちがちらほら、と総勢150人弱といったところだろうか。会場の半分くらいを埋めるような感じだった。
■基調講演
 元村 有希子 毎日新聞東京本社 編集局科学環境部 副部長
■コーディネーター
 枝廣 淳子 ジャパン・フォー・サステナビリティ代表
■パネリスト
 伴 金美 大阪大学大学院経済学研究科 教授
 下田 吉之 大阪大学大学院 工学研究科環境・エネルギー工学専攻 教授
 若林 常夫 阪急電鉄株式会社 都市交通事業本部 取締役 本部長
 山本 達也 大阪府 環境農林水産部 みどり・都市環境室 地球環境課 課長
元村氏の「理系白書ブログ」は2005年〜2006年にかけてよく読んでいたが、肉声を聴くのは初めてだった。そんな元村氏の基調講演はなかなか面白かった。なぜなら、素朴な疑問を呈していたから。

例えば、中長期ロードマップは「楽観的すぎる」のではないか?ということについて、ズバリ、「いいことしか書いていない!」と指摘。一般市民が判断するためには、バイアスがかかっていない、両面の意見、情報が開示されている必要があるということを述べていた。

英国では、狂牛病を契機に、Public Understand of Science(PUST)、すなわち、大衆が「理解」すべきである、というスタンスから、Public Engagement with Science and Technology(PEST)、すなわち、大衆に「関与」してもらうという政策に転換したとのこと。政府や専門家が一方的に判断して伝え、国民が理解すべきというのではなく、国民も政策決定プロセスに入ってもらうことで、リスクをシェアしてもらおうという考え方だとか。温暖化の世界でも同じようなプロセスが必要なのかもしれない。

もう一つ指摘されていたのは、温暖化の話においては、科学的根拠が確かとはいえない、すなわち、不確かさが存在するということ、また、一般市民が読み解く能力(リテラシー)を備えていないかもしれないということ、そして、メリット/デメリットを判断する際の情報にバイアスがかかっていて、判断ができなくなっている可能性。

これらがコンセンサスの形成を阻害していて、みんなで行動に移していけないという結末に陥っていると言いたかったのだろう。

確かに、温暖化問題は、原子力発電の問題と同様に、議論しても平行線に終わるということがよくある。専門家 vs 素人という構図もよく似ている。どれだけちゃんと伝えても、むなしさだけが残る世界。

そんな世界に入ってもうすぐ3年。この世界に長い人にとっては、まだまだヒヨッコかもしれないけれど、もうそろそろこんな生産的でない世界から卒業したいものだ。

  by yoshinoriueda | 2011-02-28 21:47 | エネルギー・環境 | Trackback | Comments(0)

「書写 千年杉」をいただいた~♪

いい天気の中、朝から姫路を訪問。

お土産に、ともらったのが、杵屋の「書写 千年杉」というバームクーヘン。

といっても、切られているものではなく、1本丸ごと!周囲をチョコとアーモンドとココアでコーティングしていて、確かに見た目は木の表面のようになっている。
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「書写」とうたっているのは書寫山圓教寺のことだけれど、ここは、トム・クルーズや小雪、渡辺謙、真田広之らによる「ザ・ラストサムライ」のロケ地となったところ。その境内の千年杉に見立ててデコレーションがなされているということらしい。

切ってみると、たしかにバームクーヘンのようになっている。中央部に小倉餡が生クリームとともに入っていた。
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トム・クルーズが50個も買ったという話だが、お味は...といえば、ちょっと残念かも...(^^;;

クリームやチョコの部分の食感は悪くないのだけれど、肝心なバームクーヘンの生地の部分にしっとりとした感じがなく、ちょっとパサついている感じ。

喉が渇いてしまって、ついコーヒーなどに手が伸びてしまう(^^;;

杵屋といえば、和菓子のお店なので、和菓子屋にしてはがんばって作っているとは思うのだが、発想が面白いだけに、このお味は、もう少しガンバってほしいところ。

杵屋 和菓子 / 山陽姫路駅姫路駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.0


  by yoshinoriueda | 2011-02-26 23:22 | 旅・風景・グルメ | Trackback | Comments(0)

[二国間制度]仕組みはともかく、誰に売却するんだ?

温暖化対策:「排出枠」で途上国支援 売却し原資に」という記事によると、
 京都議定書に定めがない13年以降の地球温暖化対策の枠組みで、政府は25日、先進国が実施する新しい仕組みでの温暖化対策で生じる「排出枠」の一部を、洪水など温暖化被害に苦しむ途上国支援に活用するよう提案する方針を固めた。排出枠を一定ルールに基づいて売却し、支援の原資とする。近く国連気候変動枠組み条約事務局を通して、各国に提案する。

 議定書では、先進国が途上国で実施する対策で削減した温室効果ガスを、先進国の削減分「排出枠」とみなす京都メカニズムを認めた。次期枠組みでは新しい仕組みが始まる見通しだ。日本は国連での手続きを経る京都メカニズムではなく、途上国と迅速に対策内容を決められる「2国間クレジット」という制度を提案し、支援を直結させることにした。

 途上国は現在、日本が議定書の単純延長を拒否している姿勢を批判している。政府は、新制度提案で途上国の理解を得て、年末の同条約第17回締約国会議(COP17)交渉での主導権発揮を狙う。
とのこと。で、誰に売却するんだ?
EU?
いいね~(^_-)/
日本?日本では必要ない!お願いだから、日本国内の企業に売却するとか言うのはやめてくれー!

それって、結局日本国民が負担するってことになるんだから。

これ以上、日本の経済状況に悪影響を与える馬鹿げた政策はやめて欲しい。

そうではなくて、これまで排出権でガッポリ儲けたEUに売ればいい。EUはETSの第3フェーズをやるんだろうから、そこで使えるようにしたらいいのでは?

  by yoshinoriueda | 2011-02-26 06:59 | エネルギー・環境 | Trackback | Comments(0)

「イノベーションの旅」というイベントが開催されるとか...

3/14午後、広尾で、「イノベーションの旅」というイベントが開催される模様。このブログ「Entrepreneurshipを探る旅」に雰囲気が似ていたので、チェック~♪

ちなみに野中郁次郎氏の基調講演があるようだが、予算消化イベントなのか?それともそれなりに面白くなるものなのか?

参考:シンポジウム「イノベーションの旅」の開催について~イノベーション×グローバルでフロンティアを開拓する人材を育成・活用し、日本経済を復活させる~

  by yoshinoriueda | 2011-02-25 08:23 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(0)

自分を超える人を育てることが先人の役割

動物行動学者のジェーン・グドール(Jane Goodall)は
There's no point in struggling to save chimpanzees and rain forest if we're not raising young people to do better job than we've done.(チンパンジーや熱帯雨林の保護にどれだけ奮闘しようと、我々よりもよい仕事をしてくれる若者たちを育てなければなりません。)
といっている(Diamond HBR, March 2011 p.43)。

自分を超える人を育てることが、先人としての役割ということ。肝に銘じたい。

  by yoshinoriueda | 2011-02-24 23:55 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(0)

昔登ったクライストチャーチの大聖堂が...

ニュージーランドのクライストチャーチでの地震。浅いところで起こっているせいか、規模の割にはひどいことになっているように感じる。一瞬、リビアかどこかの映像・写真かと思ったが、やけに白人が多いなあ...と思っていると、なんとニュージーランド!

思い出深いあの風景が、見るも無残な形に...

一日も早く救出・復興されることを祈りたい。

  by yoshinoriueda | 2011-02-23 23:59 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(0)

SY、GM、KYな人たちに贈りたい、という思いが伝わってくる「デフレの正体」(藻谷浩介)

a0004752_20344313.jpg「デフレの正体」(藻谷浩介)を読んでみた。私のアタマがあまりよくないのか、筆者のいわんとすることがなんとなくよく分からない。

人口が減っていることが問題だということは分かる。それがいろいろなところに歪をもたらしているというのも分かる。デフレの一因になっているということも分かる。

で、だから何なんだ?そんなことみんな知ってるんぢゃないのか?

と思うので、「それが正体です」なーんて言われても、ありがたくもなんともないというのが正直なところ。

どちらかというと、筆者がこれまでいろんなところでいろんな人に叩かれてきたんだなぁ...という思いはしみじみと伝わってくる。それは、
数字を読まない(SY)、現場を見ない(GM)、空気しか読まない(KY)人たちが確認もしていない嘘をお互いに言い合って拡大再生産してい
といった記述からも見て取れる。読むべきところがないかといえば、そうでもなく、例えば、高齢者のウォンツとして、

最も強いウォンツは、将来健康を損なった場合の医療サービスの享受なので、そういう可能性に備えてお金をためておく…これは医療福祉サービスの先買い(コールオプション)

といった見方。そういう風に見ると、そうやって貯めた貯蓄が、経済学で言うような流動性の高いものではなく、とても流動性の低いものになっているということ、そして、高齢者は裕福でも、その裕福さは実感できないし、他の世代にも共有されていないということが見えてくるような気がする。

また、付加価値に関するヒステリックとも思える記述は、読んでいるだけで、もっと付加価値について理解を深め、かつ、増やしていかねば!と思わせるところがある。次の1から7までを付加価値率(=付加価値額÷売上)の高い順に並べるとどうなるか、という問いは、ひっかかりそうになったところだった。
1 自動車(部品を除いて完成車組み立ての大企業のみ)
2 エレクトロニクス
3 建設
4 食品製造
5 小売(百貨店、スーパー、専門店チェーン、通販など)
6 繊維・化学・鉄鋼
7 サービス(飲食業や宿泊業、清掃業、コンサルなど)
「ハイテク=高付加価値」という思い込みがあると、ひっかかってしまう。ま、いかにいわゆる「ぼったくるか」が付加価値が多くなることの決め手なわけで(^^;;

正解は本書を見ていただければと思うが、ま、読んでも損はないかもしれない。いやそう思わせるのは、もしや、論旨をグルグルまわすことで、惑わそうって魂胆なのかな...(^^;

#いや、単にアタマが悪いだけなのかな(^^;;

  by yoshinoriueda | 2011-02-22 20:38 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(0)

ちきりんから学んだ3つのこと:「ゆるく考えよう」(ちきりん著)

a0004752_1345524.jpgblog「Chikirinの日記」を書いているちきりんの「ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法」(イースト・プレス)を手にとってしまつた(^^;「とってしまつた」というのも、これ以上このゆるゆるな思考をさらにゆるゆるにしてしまいそうで、ちょっと怖かったのだが(^^;

学んだことは3つ!

1つ目:「日本には『ユニークバリュー』がある」と徹底的に考えてみることって大切かも?!

本文では、
"日本だけが世界で異質"という面はたくさんあり、それは「日本が世界に売り込めるユニークな価値を多く持っている」ということ・・・ただ、日本はマネタイズ(収益化)がすごく下手・・・日本に足りないのは「本源的な価値」ではなく、それを戦略的に事業家してマネタイズする人
とあるけれど、もしかしたらそうかも。

2つ目:「自分の表現方法」と出会うことって大切かも?!

自分を表現する方法は、言葉、絵、音楽、写真、デザイン、踊り、映像、料理、プログラム、働き方、ビジネスなどさまざまであること、これらを通じて分かってもらえるようになること、あるいは相手を理解することができるようになることって、すごく大切だということかも。

3つ目:最近、「よかった確認」に似たことをやってる自分に気づいたりして?!

著者の母は「どんなに絶望的に思えることでも、その中になんらかの意義を見いだし、『よかったね』と確認する」天才だとか。

実は最近そういうことに似たことをやってる自分がいることを知って、ニヤリと笑ってしまった。乗りたかった電車に間に合わなかったら、次の電車で座っていこうと考えてみたり、そう思っていても座れなかったら、腹筋鍛える機会だー!と考えて、腹に力入れてたり、買い物に行ってお目当ての品物がなかったら、縁がなかった、散財しなくてよかった、と考えてみたり。「何がなんでも!」ではなくて、そう考えると、気分的には楽になる。
学んだのはたったそれだけ?
って言われるかもしれないけれど、ま、ゆるく考えようってことで。

そんじゃねー

#あくまで、「そんじゃーねー」ではないということで(^^;
##意味がわかんない人、スミマセヌm(--)m

  by yoshinoriueda | 2011-02-21 12:11 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(0)

「『成功に値する人』になろう」@「成功をめざす人に知っておいてほしいこと」(リック・ピティーノ)

a0004752_13223544.jpg「成功をめざす人に知っておいてほしいこと」(リック・ピティーノ著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、バスケットボールのコーチの経験を通して書かれたもので、原書のタイトルは「Success is a Choice」(成功は選択)というもの。原著のタイトルに惹かれ、また、「はじめに」という部分に
「成功に値する人」になろう
という言葉が書かれていたのをみて手に取ってみることにした。その「はじめに」という部分には、次のようなことが書かれていた。
すぐに欲望を充足させようとする風潮の中で、こんな考え方は古いと思うかもしれません。・・・どの偉大な組織、チーム、人々をとっても、「ひたむきな努力」が共通項として浮かび上がります。それは成功の絶対条件です。努力に関する限り、妥協の余地はありません。ひたむきな努力なしに成功する方法というのは偽物です。
これまで、世の中でスゴいと思われている人たちと接してきた数少ない経験の中からいえることは、どんな人でも「ひたむきな努力」をやってきたという事実があるということ。スゴい成果を出している人と飲みに行ったときに、その人がポロリと漏らしてくれたのは、その人は、休日でも図書館に通って、膨大な本を読んでいて、出張の移動中も研鑽を惜しまないといった話。あまり他人には言ってないことだし、言うまでもないことだけどね、と酔った勢いで語ってくれた。まさに、隠れた努力をしているということだ。

そんな話をきいたり、今回の話に触れたりしている中で思い出すのは、昔、自分の父親が話していた言葉。
他人と同じだけの努力では、他人と差はつかない。他人がやっていないときにもやることが大切だ。
そんな言葉を聞いて育った少年時代に好きだった言葉は「努力」。器用だったせいか、やればなんでもそれなりにできたということもあったせいか、努力は報われるものだと思っていた。

さすがに、それだけではない要素もあるということは今となっては分かるけれど、子ども達には、やはり、努力の大切さは伝えて行かなければならないと思う。

なお、著者は、努力は大切だが、「正しい努力」こそが大切だと言う。
「練習すれば完璧になる」という格言は不正確です。完璧な練習によって初めて完璧になるからです。
そのために「ロールモデル」が大切だという。絶えず新しいロールモデルを探し、賞賛するだけでなく、ロールモデルの長所を自分の中に取り入れるということを続けることが大切だと述べている。

さらりと読めて、努力することの大切さを再認識し、前向きになれる良書だと思う。(英語版のオーディオブックを聴いてみようかな(^^))

参考:NCBAバスケットコーチ「リック・ピティーノ」道しるべ(この本に関する内容や感想が記されている。)

  by yoshinoriueda | 2011-02-20 12:52 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(2)

デジタル技術の可能性を示す一つの事例:GoogleのArt Project

GoogleがArt Projectというのをやり始めている。70億ピクセル以上の高画質な画像で、世界の有名な美術館に所蔵されている有名な絵画を無料でいつまでもどこまでも近寄って鑑賞することができる。

デジタル写真だからといって侮るなかれ。拡大すれば表面の凹凸がよく分かったりして、とても面白いし、絵によってはスゴい迫力だ。しかも、絵の解説もあるし、Google Mapでどこにあるかも分かるし。

美術館ではなかなかここまでじっくりかつ近寄って見ることができないんだけれど、デジタル技術で精度を上げると、ここまでの迫力が出るんだということを思い知らされたような気がする。これも一つのイノベーションではないだろうか。

参考:グーグル「Art Project」の技術--協力会社幹部インタビュー

  by yoshinoriueda | 2011-02-19 21:34 | POP・movie・スポーツ | Trackback | Comments(0)

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