誕生日が「レベル7」の日になるとは...
2011年 04月 12日
どうせ一般市民に言っても分からないだろうから、という一般市民を馬鹿にした感情というか、自分達のほうが賢いんだという驕りというか、そういうものもあるのかもしれない。
ましてや、選挙が終わった後になったタイミングでこれを公表することになったということをみていると、与党である民主党が圧力をかけていたのではないかと疑ってしまう。
関係者は、事故がそれほど大きくないのだと言うことによって、不安感を和らげようとするほうに流れるかもしれない。しかし、後になって知らされると、さらに不安になるし、不信感も増す。
先週とある関係者が
「レベル5よりも上がってほしくない」と漏らしていたのだが、個人的には、既にその時点で
「想定される燃料の損傷度合いや、まだまだ状態が安定的でないことを考えると、レベル5の域はすでに超えており、すでにレベル6以上になっているのではないか」と考えていて、そのように回答した。
確かにチェルノブイリとは炉型が違う。確かにチェルノブイリよりもまだ放射性物質の敷地外への放出量は少ない。しかし、数万ベクレルのオーダー以上を放出するとなれば、当然レベルは7になるわけで、試算した結果が、数十万というオーダーならば、暫定評価は
「最高でも金、最低でも金」ならぬ
「最高でも7、最低でも7」となるのではないだろうか。
原子力が政治的に扱われすぎると、信頼の回復は容易ではなくなる。それは、原子力に対するものでもあり、また、日本自身に対するものでもある。今必要なのは、妙に安心させることではなく、真摯に事故に対応すること、そして、その情報を正確に発信し、今後の信頼につなげていくことではないだろうか。
昨日東京に出張した際、
「(当事者である)東京電力における福島第一への対応は、原子力部門だけでやっており、総務や支店、その他の部門を含めて全社で対応しているわけではない」とか、
「『10条通報をした時点で、国がもっと関与すべきではないか。今の与党(民主党)は、何もやってくれない。』という関係者の話を耳にしたが、それは(東京電力の)甘えではないか」とか、
「どうせ政府も国民も東電は潰せないんだから、東電社員は自分がクビになることなど考えてもいないんだろう」といった話も耳にすることがあった。真偽のほどは分からないので確認して欲しいところだが、今日の夕方の菅首相の会見においても、東京電力の責任について言及することがあったことも併せて考えると、ラーメン屋など巷で囁かれているこのようなことは、まさに東京電力に、甘えを捨て、当事者意識をもって、全社で対応すべきということを示唆しているのかもしれない。
福島第一については、世界も注目している。これも、とある関係者曰く、
「思っていたほど、海外の人は関心がないようだ」という発言をしていたが、これは個人的に感じたものと全く異なる。むしろ、関心が高く、日本国内でとろうとしている対策をとてもよく理解しており、状況についても誤解を減らそうと努力をしている。
日本は今、正しい情報をタイムリーに出していくことで、今後の信頼に繋げていくべきではないだろうか。小賢しい真似などやめて。
他の人を、人とも思わない傍若無人の振る舞い
こんな奴らに頼らなければならない国民はかわいそう
こんな奴らを相手にしなければならない政治家や官僚は同じ穴の狢
解体して国有化しても動燃のようになるだけ
ますます手が付けられなくなる
それなりの実績がある関西電力に吸収合併させ、任せるべきか、あるいはフランスやドイツの電力会社に支配されたほうがいいのか
東京電力など跡形もなく消え失せろ
東電のミスで事故を起こした原発の補償ために、東京の電気代が上がるのは許せないが、他の地方の電気代が上がったり、他の電力会社が負担するのはあまりにも理不尽。
東電はどこまでも国民に甘えて甘い汁を吸い続けるのか?もしそうだとしたら許せない。