「ドラッカーさんが教えてくれた経営のウソとホント」(酒井綱一郎)
2004年 11月 21日
■信頼こそが品質管理の基本
当たり前のようだが、あるいは、直接的なつながりがないようだが、実は、これは根幹を成すところだと感じた。本のなかでは、「自分の身を守るには、本当のことを言わないほうがいい。そんな空気が工場全体を覆っていた・・・」という前置きがあった。このような猜疑心に満ちた職場では、のびのびと議論したり、切磋琢磨しようという企業風土は育たない。だから、いいものも作れない。肌身で感じて分かる本質を突いた言葉だと感じた。
■仕事を進める上でもっとも大切にしたいことは、『自分探し』の時間を持つこと
一番得難い時間ではあるが、一番大切なのではないだろうか。この文章の後には、「没頭しきれるものを持った人は幸せです。そこには使命感があり、誇りがあります。・・・リーダーは部下にどういう専門を身につけさせ、究めさせられるかが勝負・・・」と続く。「自分はコレだ!」と思えるものに出会えることほどワクワクするものはない。それが情熱に変わり、継続を生み、結果として、いいモノが生み出されてくると思う。
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(余談)
このblogは、「Entrepreneurshipを探る旅」という題名をつけたが、結局、自分探しをしているのだと感じる。旅は、始まりがあり、終わりがある。自分探しの旅は終わらないかもしれないが、節目節目でけじめをつけていきたい。