AWG@Panma 5日目

パナマでの気候変動枠組条約特別作業部会(AWG)は5日目。今日のパナマは晴れ。外は上着を着ていると暑い。昨日に続いて今日も交渉を傍聴できるところが限られている。それを慰めるかのようにサイドイベントや各国政府と世界のビジネス界グループBINGOとのミーティングはあるが...

10時からLCAのコンタクトグループ。一応、議論がなされているということが報告されているが、だからといって、何か画期的な進展があるかというと、そういうわけでもないようにも聞こえる。

たとえば、テクノロジーメカニズムについては、CTC&Nについて議論しているというが、それがどういうところに行くのか、いつ頃、全体像が見えるのか、といったことはよく分からない。

続いて各パーティーからのコメントや質問。ベネズエラは、先進国が議論を妨害していると言い、中国はベネズエラをサポート。特に長期的なファイナンスに関する議論について、懸念を表明。エジプトも同じようにお金が大切ということを主張。

サウジアラビアは、途上国としては、バリ行動計画がベースであり、カンクン合意はあくまでマイルストーンに過ぎないといういいぶり。

議長は、バリ行動計画とカンクン合意に合致した交渉テキストを用意するように各グループに指示をしていたが、そんな都合のいいことができるのか?できるんなら、とっくにやってるのでは?

昨日傍聴できるスロットは2つ。今日は4つ。しかし、各国政府のブリーフィングやサイドイベントもあるので、実質的には交渉を見るのは今日はこれで最後か...

こんなことではダーバンでは何も決まらない?!というか、今回、報告すべきことがあまりない^^;;

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RIMG3116 posted by (C)yoshinori
by yoshinoriueda | 2011-10-05 23:55 | エネルギー・環境 | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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