夢の中でも仕事してる?!
2011年 10月 10日
そのまま寝ていたのだが、朝になって、修正して、再送付。
会議自体は進展していると言い聞かせなければやってられないほど進展しておらず(?!)、何のためにこんな議論をしているのだろうとばかばかしくなったり、なぜこんなことに時間を費やさなければならないのかと愕然としたりする。
しかも、大津波と大震災、円高、エネルギー問題、雇用の問題などいろいろな問題が日本国内で存在しているにもかかわらず、そんなことはおかまい無しに、交渉官たちの出張旅費の一部が、日本国民がおさめた税金で賄われていく。
実際、アフリカなど途上国の交渉官は、とてもいいスーツを着ている。そんな形式上の話だけでなく、日本をはじめとする先進国にカネや技術を無心しているという態度を見ると、やはり憤りを感じざるをえない。
日本で報道されている地球温暖化問題というのは、きれいごとばかりで、そういったところは報道されない。プレスが入ることができる会議が少ないからというのもあるが、それにしても、一面的な報道ばかりが目につく。
産業界にはさまざまな立場があって、一つの見解を示すということがなかなか難しいという事情もあるのかもしれないが、環境NGOが伝える内容だけが新聞に踊ることになる。記者の能力は個人差があって、顛末を理解されている方もおられるが、そういった声はなかなかお目にかかることができないのが残念である。
今回、子供の運動会があったり、家族の体調がすぐれなかったりする中の出張は、プライベートの面でも結構犠牲を払っていると感じるが、それに見合う成果が得られるならともかく、今回は、自分をとりまく状況が状況だっただけに、少し残念な出張となってしまったような気がする。
シリコンバレーでの滞在は、ほんの少しだけれど、せめてここでいろいろな刺激をうけて自分をバージョンアップして帰ることにしたい。