「リーダーが優秀なら、組織も悪くない」

「リーダーが優秀なら、組織も悪くない。」そういったのは、織田裕二演じる湾岸署刑事課強行犯係巡査部長の青島俊作である。「踊る大捜査線 The Movie 2 - レインボーブリッジを閉鎖せよ!」では、ゲリラ的な犯罪者の集団と軍隊的な警察が対決する様子が描かれていたが、この言葉は、柳葉敏郎演じる室井慎次(警視庁刑事部捜査一課管理官警視正)というリーダーへの絶対的な信頼から出たものである。リーダーにとって、この言葉はとても強い励ましになるだろう。

室井慎次は、「責任をとる。それが私の仕事だ。」という言葉を最後に、事件解決後の捜査本部を後にするが、これは、12月2日のエントリーで触れたカルロス・ゴーン氏の考え方:リーダーシップ=「delivery of results」(成果をもたらすこと)というものに通じるところがある。世の中、絶対確実と思えることなどないのだから、なにかをすれば、「成果」になることもあるし、「責任」を取らなければならないこともある。どちらに転ぶかは、最後は、運なのかもしれない。

この踊る大捜査線2は、組織と人の関わり方と見てもと面白い。真矢みき演じる沖田仁美(警視庁刑事部捜査一課管理官警視正)が現場の指揮をとっていたときに「組織に人の感情は必要ないの。」といったが、室井慎次が指揮をとって現場が一気に活気付く様子は、明らかに「組織には人の感情が影響している」ということを示唆していると見ることができよう。人の上に立つということの意味を考えるきっかけは、こんなところにもあるのかもしれない。

  by yoshinoriueda | 2004-12-04 21:00 | いろいろ聞いて考える! | Trackback(1) | Comments(0)

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Tracked from DIGI-PLA at 2004-12-13 09:43
タイトル : ユースケの次は、柳葉。
踊る大捜査線第三弾は『容疑者 室井慎次』 記事はこんな感じでした。 ユースケ・サンタマリア(33)主演の「交渉人 真下正義」に続くシリーズ派生映画の第2弾で、柳葉敏郎(43)が演じる「警視庁の室井慎次管理官」が主人公。室井が逮捕されるところからストーリーが展開し、過去やプライベートも明かされる。亀山千広プロデューサー(48)は「柳葉が高倉健さんに見えるように仕立てたい」と意気込み。おなじみの警視庁メンバーを演じる筧利夫(42)真矢みき(40)らに加え、刑事役で哀川翔(43)、弁護士役で田中麗奈...... more

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