沖縄科学技術大学院大学、来年9月開校〜♪

沖縄科技大学院大で創立式典 来年9月開校、産業創出に期待」という記事によると、
 世界最高水準の科学技術の研究・教育を目指す沖縄科学技術大学院大学(沖縄県恩納村)が来年9月に開校する。19日には創立記念式典を開いた。同大はノーベル賞受賞者ら有力な科学者が教員に名を連ね、環境・生態学などの分野で最先端の研究・教育拠点を標榜する。バイオ関連産業など沖縄県内での新産業の創出も期待されている。

 同大は10月下旬に文部科学省による大学設置の正式認可を受け、11月1日に創立した。今後は国内外から研究者や学生を集め、来年9月に開校する予定だ。

 19日の記念式典には、初代学長に就任した米スタンフォード大学のジョナサン・ドーファン博士のほか、川端達夫沖縄・北方担当相、沖縄県の仲井真弘多知事らが出席した。

 川端担当相は沖縄の本土復帰40周年となる2012年に開校することを踏まえ、「(同大は)新たな沖縄振興政策を象徴するものになる」と強調。「科学技術の発展や沖縄の振興に寄与する重要政策だ」と語った。仲井真知事は「産業の創出や振興につながると期待している」と述べた。

 恩納村内の2カ所にキャンパスを設け、生命科学や物質科学、数学などの広範な領域で教育・研究を進める。5年一貫教育の博士課程で、来年9月に第1期生を受け入れる。毎年20人の学生が入学する予定だ。

 教員と学生の半数以上を外国人とし、教育・研究は全て英語で実施する。11月1日時点で教員は44人、研究者は約200人。学生の受け入れに先立ち、研究はすでに始めている。教員にはノーベル生理学・医学賞の受賞者であるシドニー・ブレナー博士らが在籍し、世界最高水準の教育・研究を通じて産学連携などによる産業育成や新産業創出にもつなげる考えだ。

 同大は01年に設置構想が浮上し、独立行政法人の沖縄科学技術研究基盤整備機構が準備を進めてきた。
とのこと。シリコンバレーにいた頃に、この構想に関わっている方からいろいろと話を伺うことがあったのだが、それが今、実現されたということで、なんだか感慨深い。

ちなみに、このブログが始まったきっかけを与えてくれたのも、その方がいたからこそ。構想自体は悪くないと思うので、成功することを期待したい。
by yoshinoriueda | 2011-11-20 21:59 | 政治・経済・政策・地域開発 | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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