がんばってる?! 日本のケータイ市場

日本のケータイビジネスは、12月6日付のシリコンバレーの地元紙San Jose Mercuryでも取り上げられている。携帯電話ショップの女性店員が、ドコモのケータイの画面を2つ見せている写真がカラーで映し出され、"Ring tones are a booming market for the devices."という説明がなされていた。確かに、日本のケータイは、米国のものより洗練されている感がある。「ドコモとau」(塚本潔、光文社)に次のように記載されているように、ケータイは、ハードによる勝負から、サービスというソフトによる勝負に変化している。
・・・ハード面の仕様に差をつけることが、すなわち他社との差別化になり、ユーザーはその違いを比べてみてキャリアを決めるものだと思い込んでいた。それがiモードの登場で一変した。・・・インフラそのものではなく、インフラ上でどんなサービスを展開するかで、ユーザーはキャリアを選ぶようになったのである。・・・
そんな朝刊の記事と写真が頭の片隅にあったところ、夕方になって、12月3日付のエントリーで取り上げたソフトバンクが、800MHz帯の無線局の申請をしたというニュースを偶然発見した。ソフトバンクによる新生ホークスも12月24日クリスマスイブに承認される見込みだそうである。ソフトバンクなら、何かやってくれるかもしれない。WiFiやYahoo!BBともシームレスにつながり、ケータイがPCに追いつくかもしれない。そんな期待をもって、日本のケータイ市場を見守りたい。
by yoshinoriueda | 2004-12-06 17:00 | いろいろ読んで考える! | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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