#COP17 @ #Durban 、まだやってる!?

COP17・CMP7は先週の金曜日までの日程の予定で、南アフリカのダーバンで開催されていたのだが、今、UNFCCCのウェブサイトを見ると、Informal stocktaking plenaryで南アのマシャバネ議長がしゃべっている...

今回は荒れてますなぁ...と場外からは見えるのだが、場内にいる人たちは大変だろう。もしまだ場内で残っているとすれば、その人たちはきっとみんな眠気に襲われているだろう。現地は土曜から日曜にかけた夜中なんだし...(ちなみに、日本から見続けている奇特な知り合いもいて、かなり眠そう...^^;;)

議長は、うまくいかないままカタールに送るということをいいながら、メッセージを終えた模様。

EUが議長のがんばりを讃えつつ、「カンクン後、implementationを中心にすべきだと言ってたじゃないか」と発言。「長年、"legally binding"を求め続け、"voluntary"ではダメだと言い続け、国際的な問題は、国際的な縛りをかけて対応すべきことを主張してきた。京都議定書がその仕組み。」

EUは、「京都議定書がもはや機能しない枠組になっている、問題が多い」ということを理解すべき。もはや世界は当時とはかなり変わってしまっているのだから。

コロンビア「legal outcomeは受け入れられない。not enoughだ。」スイス「legal instrumentが必要だ。」

インド「3つのアジェンダアイテムを挙げたが、採用されなかった。その中でequityを中心に挙げたい。責任はcannot be shifted。誰が悪いんだ。インドはなぜ非難される。どうしたらいいんだ。カラの小切手を持って、国にどうやってもどればいいんだ。これがequityなのか?」そして、CBDR(common but differentiated responsibilities: 共通だが差異のある責任)をコール!怒ってますな^^;

マルラテラルな交渉の仕組みなんてもう崩壊しているのに。そんな仕組みが存在すること自体が不幸なのかもしれない。

グレナダ。数値の無いlegal outcomeなど受け入れられない、だと?でも、会場は大喝采。続いてバングラディシュ。

各国の言いぶりを聞いているうちに感じたのだが、もしやこれって、informal stocktaking plenaryじゃなくて、closing plenaryか?とおもったら、議長が、これはインフォーマルで、公式なものはまた後でやるという発言。

中国。あいかわらず中国語。これを聞くと、敗戦国は辛い、と感じてしまう。中国は、インドの発言をサポート。CBDRは分かるが、それをどうやって実行していくか?という発言。中国は、すでに技術や資金があるので、実際に対応ができる。他の途上国とは違う。自分達はやっているが、他の国、例えば、アメリカや日本?が何をやるのか、ということを暗に非難しているということか?ま、いつもの調子だから仕方ないかな。

ボリビア。大気という資源をつかって、先進国は豊かになった、だと?CBDRを主張。CBDRこそがこの交渉のネックになっているのに...続いてフィリピン。京都議定書こそ中心に据えるべき(The KP is the central issue for the success of Durban.)との主張。

議長は、パキスタン、グアテマラ、エルサルバドル、ブラジル、エジプト、パナマが発言を求めていることを確認し、発言はそれで打ち切って、公式の会議に移りたいとのこと。

私もそろそろ朝食にしよう〜♪
by yoshinoriueda | 2011-12-11 09:08 | エネルギー・環境 | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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