タイヤチェーンって日本独特の文化ですから...えっ、そうなの?!
聞くところによると、雪道でタイヤにチェーンを巻いて走行するというのは、日本独特らしい。普通は、世界的にも、スタッドレスタイヤを履くというのが通例となっていて、チェーンを巻くような場面はあまりないとのこと。しかも、最近はスタッドレスタイヤの性能が良くなってきていて、ほとんどの雪道は、スタッドレスでも大丈夫なことが多いとか。もちろん、スタッドレスタイヤのほうがチェーンよりもコストはかかるのだが、雪道を走る機会が多ければ、当然、スタッドレスのほうが手軽だし、便利である。
いずれにしても、そういう流れがあるせいか、クルマの開発においても、チェーンを巻くということはほとんど意識されなくなってきているそうである。そのため、タイヤとサスペンションの部分のクリアランスが3cmもないようなクルマが多いとか。
金属製のチェーンや、普通の非金属製のチェーンは、3cmのクリアランスが必要になるものが多いようだが、それよりも狭いクリアランスで、となると、高価な非金属製のチェーンになるらしい。
ちなみに、金属製のチェーンは、特に「脱出」用、いわゆる「緊急対応」という位置付けで使われるということが多く、30km/h程度のスピードまでしか出せないとか。非金属のチェーンは、圧雪された道路をもう少し速く走ったりもできるとか。
昨シーズンは、チェーンを付けて走る機会が1度あったが、金属製のチェーンを装着するのに両輪で15分程度かかった。最近のチェーンは、昔と異なり、比較的容易に脱着できるが、非金属製のチェーンなら、さらにもう少し簡単にできるかもしれない。
今シーズンは、まだまだこれから。みなさん、雪道運転、ご安全に〜♪
by yoshinoriueda | 2013-02-11 18:54 | 旅・風景・グルメ | Trackback | Comments(0)