日本航空ナパ運行乗員訓練所
2005年 04月 03日
さて、スタンフォード大学のあるパロアルトから車で1時間半ほど北に上ったところには、カリフォルニア州ナパ郡の空港がある。国際空港ではないけれど、約300haと大阪国際空港(伊丹)と同じくらいの大きさである。滑走路は3本。今日は、この空港にある日本航空(JAL)のパイロット訓練所の見学会に参加した。1971年12月に開設されて以来、現在までに二千数百名のパイロットが、ここを卒業したとのこと。大学卒業後、自社養成コースの場合、3~12ヶ月間の地上研修を経て、約1年半ほどの訓練がここでなされるとのこと。
訓練用の単発機にはBonanza A36を、双発機にはBaron B58を使っている。単発機は、文字通りエンジンが一つしかなく、飛行速度は280km/h、常用高度は1~2km。双発機の飛行速度は370km/h、常用高度は2.3~3km。
会社の経営という意味では、いろいろな話があるが、現場第一線で活躍するパイロットの卵たちは、ここで懸命に学び、その後もトレーニングを受け続けているということを実感した。普段、飛行機というものを移動手段としてよく利用するだけに、しっかり頑張って、安全に運転してほしいと切に願う。
余談:ちなみに、ANAでは、歴代のキャビンアテンダントのフィギュアを発売する予定とのこと。これ、結構ウケるのでは?!JALはないのかな?
http://netafull.net/archives/007951.html
ちなみに、私の友人もここで訓練を受けていたと思うので、そういった意味では、感慨深い見学会でした。