やっぱり寝ないとダメですな~:デキない人ほど眠る時間を削っている

デキない人ほど眠る時間を削っている」という記事によると、
■10時間眠れば効率が10%アップ

「長時間睡眠をとったほうが脳のポテンシャルが上がる」という興味深い実験結果がアメリカで発表された。スタンフォード大学睡眠障害臨床研究所のシェリー・マーが行った実験は次のようなものだ。

大学のバスケットボール選手に、無理にでも10時間眠るように指導し(これは通常の睡眠時間に比べ約110分長い)、2カ月間その効果の経過を観察した。すると、なんとダッシュのスピードがどんどん速くなり、最終的にフリースローの成功率は9%、スリーポイントシュートの成功率も9.2%アップしたというのだ。

もちろんトレーニングの積み重ねが重要なのはいうまでもないが、同じトレーニングをした場合でも睡眠時間を長くとったほうが、約10%もパフォーマンスがアップするという結果。睡眠は量より質ではなかったのか?
「睡眠の質が大事なことはもちろんですが、睡眠時間の長さは、どうやら質では補えない脳本来の潜在的な能力を引き出すようなのです。実験はスポーツマン対象でしたが、ビジネスマンにとっても長時間睡眠は仕事の生産性をアップする可能性があるのでは」と分析するのは内田直教授だ。

睡眠は、脳細胞が修復され、脳の活動に必要な脳内物質の再合成が行われる、脳の力の基礎固めの大事な時間。

記憶の固定化も眠っている間に行われるという。

記憶をするなら、寝る前の2~3時間がゴールデンタイム。この時間に資格や語学の勉強をするのは大正解。

単純記憶だけではない。アイデアが湧いてこないときには、「一度あきらめて寝てしまったほうがいい」というのが脳科学者たちの一致した意見。

「解くのにひらめきが必要な数列の問題の比較実験で、被験者を8時間起きている、7時間起きていて1時間寝る、1時間起きていて7時間睡眠をとる、の3グループに分けて問題を与え、8時間後に回答を求めたところ、一番成績がよかったのが7時間眠る組だったのです」(篠原菊紀教授)

寝ている間に脳が問題を解いてくれる。グリム童話の「小人と靴屋」みたいにうれしい生産性向上ではないか。澤口俊之教授も「寝る前に明日やることをメモする習慣をつけておけば、無意識に情報が整理され、斬新な企画や問題の解決方法がひらめくことが大いに期待できます」とアドバイスする。
とのこと。やっぱり寝ないとダメですな~
by yoshinoriueda | 2014-07-03 09:09 | 思うに・・・ | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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