GEがビッグデータの会社だったって?!当然やん~♪
2014年 10月 13日
米ゼネラル・エレクトリック(GE)は9日、産業機器の稼働状況などを解析するデ-タサ-ビス事業の強化策を発表した。機器をネットワ-クに接続する基盤(プラットフォ-ム)を整えるためソフトバンクや米シスコシステムズなど通信系企業との連携を強める。同事業の売上高を2017年までに最大5倍の50億ドル(約5,400億円)に引き上げる。とのこと。
米ニュ-ヨ-クで9日に開催した経営戦略説明会で、GEのイメルト会長兼最高経営責任者(CEO)は急ピッチで進めるデ-タサ-ビス事業について「目が覚めたらインダストリ-(産業)の会社がデ-タ分析の会社になっている。そんな変化が今まさにGEで起こっている」と語った。
GEは顧客に納入した発電用タ-ビンや航空機エンジンなどにセンサ-を取り付けてリアルタイムで稼働状況などを分析する。そのデ-タをもとに顧客に部品交換や省エネ稼働法などを助言するサ-ビスを展開している。
今回、15年にもGEは自社が生産した機器でなくてもデ-タ管理できるようにすると表明した。センサ-デ-タを収集・分析するプラットフォ-ムを普及させるためには、処理できるデ-タ量や処理速度、使い勝手を高める必要性がある。米国でも大手企業を狙ったサイバ-攻撃が問題になっており、インタ-ネットやデ-タ管理技術などを蓄積している通信企業中心に協業を深める。
GEは、業界全体で20年までに500億もの機械がインタ-ネットに接続されると予測している。企業が機器をネットワ-ク管理する手法は確実に広がるとみて、取り組みを加速し、産業機器のデ-タ分析で業界標準を握るようなプラットフォ-ムを早期に構築したい考えだ。
『狙われる日本の環境技術』(エネルギーフォーラム)にも触れたので、もはや驚くに値しないが、メモメモ。