「福島の事故があるので、『私は賛成だ』と大きな声で言えないと考えている人が大変大勢いる」らしい

昨日、総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会原子力小委員会第10回が開催され、中間整理案についてほぼ議論が出尽くした。今朝もさまざまな報道がなされているが、崎田委員が
・実はこの話は申し上げないでおこうかと思っていたのだが、非常に原子力政策に厳しいご意見の主婦の方が、国民の多くが厳しい意見を持っているということを大変強くおっしゃっているので、一言申し上げておきたい。

・私は市民・国民、地域社会の視点で参加している。そういうところで対話活動を何度もしていると、原子力に厳しいご意見の方ははっきりと発言される。

・しかし、資源のほとんどを輸入しなければいけないという日本の状況を考えれば、再生可能エネルギーと原子力をある程度一定にベースロード電源として使うという今のエネルギー基本計画の政府の決断に対して、賛成をしている市民の方は大変大勢いる。

・しかし、そういう方は、福島の事故があるので、「私は賛成だ」とあまり大きな声で言えないと考えている人が大変大勢いる。
と言ったことについては、どこも報道していなかった。個人的にはとても印象的だったのだけれど。

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by yoshinoriueda | 2014-11-28 08:41 | エネルギー・環境 | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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