鹿児島の夜にジャズを楽しむ

夜、天文館のワシントンプラザホテルで待ち合わせをして、山之口町から樋之口町の方向に歩き、橋を越えて少し行くと、黄色い看板があり、一休という文字が目に入った。その店に入って、座敷に陣取って、お刺身や唐揚げを食べながら、いろいろと話をした。あんなに大きくてやわらかい太刀魚の塩焼きは生まれて初めて食べた。うなぎも美味!

鹿児島は今、「日本のS席」と題して、県のブランドづくりをしているようである。「かごしまのイメージアップ」(E-かごしま *** 鹿児島県広報課)というサイトによると、
鹿児島県が全国に誇る 桜島(Sakurajima),西郷隆盛(Saigoh-san),焼酎(Shouchu),温泉(Spa),ロケット打上施設(Space center),さつまあげ(Satsuma age)等々は,すべて頭文字が「S」です。
とのこと。黒豚や黒酢、さつまあげ、焼酎といったものだけでなく、うなぎの養殖やお茶も有名だとのこと。うまくブランドづくりができればいいのだが、鹿児島の人の優しさが押しの弱さにつながっているような気もする。

その後、繁華街の中を歩き、ビルの地下にあるジャズ・スナック(?)に入った。One Boyという店のマスターは、元キャバレーの楽団員で、プロのジャズ演奏家。マスターの吹くサックスのやわらかい音色が、カラオケの曲に合わせて店内に響いた。

マスターは、楽器と一体になることが大切だとか、コード進行の中でどうやって遊ぶかとか、スイングを演奏できる人が少なくなっているとか、そんなことを熱く語っていた。楽器と一体になるには10年はかかるという。一つのことを成そうとすれば、やはりそのくらいはかかるのかもしれない。

また、マスターは、たまにステージにたつこともあるようで、そんなときは、3ヶ月かかって、基本書を初めからやりなおし、息が続くようするということである。その間、曲は演奏しない。ステージの直前に少し合わせるだけだそうである。基本をしっかりやることは、こんなところでも大切なんだと感じた。

ジャズではベースとドラムがリズムをとるそうであるが、ベース奏者は、結構変わり者が多いとの話。ベースは、遊びが比較的少なく、しっかりとリズムを守る縁の下の力持ちのような存在になるそうだ。組織にも、そんな人や部署が必要である。華やかな部分に目が行きがちだが、しっかりと下から支えるということはとても大切だ。

縁の下の力持ちというのは、しっかりサポートするということであり、それが好き、あるいは得意だというのは、人による部分が大きいと思う。みんながみんな常にリーダーである必要はない。ある時には、誰かがリーダーをすればいいし、またある時には、別の誰かがリーダーをすればいい。自分は自分で、自分らしくいればいい。見た目には、ある役割を果たしているだけに過ぎないかもしれないが、その時を生きていれば、そんなことはどうだっていいことなのかもしれない。

Beginの島人ぬ宝などを聞きながら、鹿児島での味わい深い夜は更けていった。

 FYI:San Francisco Jazz Festival
Commented by KtomoSFD at 2005-10-09 17:28
一応、ジャズトランペッターのJBCオーガナイザーです。ここのBlog読んでいると結構上田さんもJazz聞いてはるとなぁと思うのですが、どのくらいマニアですか?
Commented by yoshinoriueda at 2005-10-10 08:00
えつと・・・ 「超」がつくほどのド素人です、ハィ (^^;;

鹿児島では、たまたま連れて行ってもらったお店がそういう店だったんです。

ただ、音楽自体は好きなのでJazzも嫌いではないのですが、今のところ意識して聴いているものではありません。今後は、少し興味を持って聴いていこうかな...
by yoshinoriueda | 2005-10-09 14:06 | 旅・風景・グルメ | Trackback | Comments(2)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


by yoshinoriueda
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