KPMG Round Table にてドローン関連ビジネスについて考える

久しぶりに東京駅。東京駅を中心にして、行きたいホテルと点対称な出口に出てしまい、遠回り…(^^;

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KPMG のRound table 会場のホテルから東京駅が見下ろせる。
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会議が終わってネットワーキング☆ミ

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料理も美味しいが、ネットワーキングも楽しかった。

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会議メモ:

□世界で何が起きているか

UAS(Unmanned Aerial System)の特許が爆発的に伸びていて、今は、ちょうどtechnology cycleの初期(early adapter)のタイミング

Droneは、軍事利用に始まり、趣味での利用→政府による法制度整備→商業的利用という段階を経て成長している

製造・市場は主に米国・中国

日本でも商業的利用(特に農業)が進んでいるが、課題は保守的な規制

 参考:KDDIの取組み http://smartdrone.kddi.com/


□Droneは「製品」ではなく「ツール」

芝刈機のエンジンが付いた$450万のドローンが米空軍力を大幅に向上させた

ハードウェアはコモディティに成り下がり、運行、サービス、ソフトウェアが利益のほとんどを占める

サービスの伸びがあるのは4D領域(Dull, Dangerous, Dirty, Denied Access)

人が行けない領域に手軽に行って、現場の情報をとることができること、使い捨てに近い価格までハードウェアの価格が下がっていることにより、(危険な場所・アクセスしにくい場所など)人による作業を代替する領域に適用が広がっている

Droneはセンサーの塊であり、現場の情報をとることができるということは、鍵になるのはデータ分析

目視による情報を代替するという領域が得意なので、画像処理がデータ分析のコアとなる


□事業化の課題は、パブリックアクセプタンスをベースとして5つの領域に亘る

1.安全性の確保

2.プライバシー問題(ポリシーの設定と運用、透明性の確保)

3.法規制

4.指揮統制

5.サイバーセキュリティ

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ある意味想定内の話が多かったけれど、「やっぱりな」と再確認・再整理することができた。

そういう意味では、とても有意義な会議だったと思う。



by yoshinoriueda | 2019-06-20 19:15 | エネルギー・環境 | Trackback | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


by yoshinoriueda
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