楽天・ライブドアなど日本のネット企業は時代遅れ!?

と題した日経BP社のサイトにある記事を見た。ちょうど、講座「シリコンバレーのベンチャーに学ぶ」を振り返ってというエントリーを書いた中で、どちらの企業もアリだと書いたので、タイムリーな話題だなぁと思って読んだ。中でも、大前研一氏の
(楽天がTBSとの経営統合を目論むという行動を評して)
実物経済にしがみついていれば、転んでもそこに何かは残る。おそらく、そう考えたのでしょう。そこに三木谷氏の弱さが出たと私は見ています。
という見方は面白いと感じた。

この記事の「時代遅れ」という表現は、目を引くためにつけられただけで、本文には一言も出てきていないのだが、個人的には、楽天にしてもライブドアにしても、「時代遅れ」とは言わないまでも、「面白さ」はないなぁという感覚がある。どちらも、あったらいいなぁとおもうけれど、特段面白いわけでもなく、まあなくてもいいかな、と思うのである。

突き詰めて考えていくと、結局、インターネット自体が、日常生活を営む上では、まだまだそんなもの、つまり、あったらいいなぁという程度のものなのかもしれない。リアルな世界も、まだまだ面白い。そう思っている自分は、新しい時代と旧態依然とした時代の雰囲気をhalf & halfで楽しんでいるのかもしれない。
Commented by jinho at 2005-11-15 15:51 x
メディアを握ってマスコミの邪魔が入らなくなったとき、何が劇的にかわるのか興味あったので今回の件は残念。でも行動した結果を後から定義づけするのは少々ずるいと思ってます。
by yoshinoriueda | 2005-11-15 12:59 | VC・VB・イノベーション・mgt | Trackback | Comments(1)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


by yoshinoriueda
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31