ウレシくないものの到来:「冬将軍」&「安全を金で買う社会」

12月に入り、近畿地方もこの冬一番の寒さに見舞われている。冷たい風が吹き付けるので、通勤途上、露出した肌から寒さが染みていく。そんな肌寒さを感じるのは、季節と天気のせいだけではなく、最近頻発している背筋が寒くなるような事件のせいもあるかもしれない。子供や女性、お年寄りを狙った犯罪は、弱者を狙う卑劣なもので、その発生を許すべきではない。

以前、「Technologyは子供の安全を守れるか?!」というエントリーで、「自分の安全を守るのは、自分自身。子供の安全を守るのは親。原始的で当たり前だけど、technologyにまみれても、それを忘れてはならない」といったことを書いたが、子供の安全を脅かすような事件の発生を契機として、防犯サービスを手がける会社は、便乗するかのようにサービスを売り込んでいるようである。

とうとう日本も、「安全を金で買う社会」になってきたということなのかもしれない。少し寂しいような気もするが、社会の中で格差が生まれてきた昨今、それは仕方がないことなのかもしれない。だからといって、諦めてはいけないのだろう。

朝は、爽やかに晴れていた空にも、どんよりと冬の雲が広がってきている。神戸の小学校では、すでにインフルエンザで学級閉鎖になっているところもあるときく。体調に気をつけながら師走を乗り切りたいと思う。
Tracked from サイクルロード 〜千里の.. at 2005-12-07 22:07
タイトル : 自転車で貢献できる少しの事
自転車の前カゴに「町内パトロール中」などと書かれたプレートを貼っているママチャリを見ることがあります。これは、テレビの番組で紹介されたことがきっかけとなって広がったもののようです。つけてるよ、という方もいると思います。... more
by yoshinoriueda | 2005-12-05 12:13 | 政治・経済・政策・地域開発 | Trackback(1) | Comments(0)

清涼剤はSilicon Valleyの抜けるような青い空。そして・・・


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