久しぶりの「机上の空論」戦
2006年 04月 20日
生産性という概念には、インプットとアウトプットの定義が不可欠。それは、個々人によって異なる。上司の命令がインプットで、その意に沿うストーリーを組むことがアウトプット。そう考えている人もいる。それで回る世界もあるだろう。例えば、規制産業。国の命令、法律といったものが「絶対」で、それに従ったことしかできない。いや、しなくてよい。そんな世界も現実にはある。
しかし、上司の言葉は、考え方のヒントであり、一つの情報である。それらも含めながら、市場は何を求めているのかを、いろいろな立場で考える。それらがインプット。アウトプットは、お金を払ってくれる人たちに届けるサービスや商品、あるいは、そこに至るまでのプロセス、そんなものたち。そんな考え方もあるだろう。
前者と後者の立場で話をすると、「机上の空論」戦になる。どちらも達成させようとして、結局、どっちつかずになる。傍目に見れば面白い。ただ、当事者であると非常に疲れる。無為な時間を過ごしたと、後悔さえする。そんなことを通り越して悲しくなることさえある。
だから、絶対オススメ!「机上の空論戦を避けること!」